車の最新技術
更新日:2019.06.20 / 掲載日:2016.05.11
スカイアクティブはいつから開発され、いつから搭載されたのか

goo-net編集チーム
今ではマツダの技術として名も知られるようになったスカイアクティブですが、
いつから開発され始めたのでしょうか?
マツダの新技術・スカイアクティブはいつから開発されたのか
マツダでは2006年に、技術領域の拡大とマツダブランドのイメージを、
業界内トップにするという目標が立てられました。
その先駆けとして環境保全の取り組みであるZoom-Zoom宣言を策定し、
技術開発が行われるようになったのです。
このZoom-Zoom宣言は、乗りたくなる楽しさや、
見ただけで乗りたくなるような車を提供するとともに、
環境面や安全面にも優れた技術搭載を目指すものです。
いつからスカイアクティブが搭載されたのか
2009年の秋に行われた東京モーターショーで新型パワートレーンSKYコンセプトが公開され、
SKY-GとSKY-Driveが搭載することにより32km/Lという低燃費を実現できることを発表し、
話題となりました。
そして2010年にスカイアクティブが正式発表されたのです。
実際にマツダ車へ搭載されたのが2011年のデミオでした。
デミオには東京モーターショーでも話題となっていた、
燃費が従来比の15%向上されたガソリンエンジンであるSKYACTIV-Gが初搭載され、
同年にはアクセラに高効率の6速オートマチックトランスミッションである、
SKYACTIV-GとSKYACTIV-DRIVEが搭載されて販売されたのです。
従来のものに比べて燃費の向上だけでなく、発進の際の力強さや変速をスムーズなものとし、
走りの性能がさらに向上したと言えます。
進化を続けるスカイアクティブ
スカイアクティブ・テクノロジーが搭載されている車を続々と販売していましたが、
2012年に初めてスカイアクティブ・テクノロジーが全面搭載されたCX-5が発売され、
日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞することとなりました。
技術の進化はここで終わらず、2018年度までに第2世代のスカイアクティブ・テクノロジーとなる、
「HCCI」技術を搭載したガソリンエンジンの開発も計画されています。
新しい技術が実現されれば燃焼効率はさらに高まるでしょう。
今後のスカイアクティブにも目が離せません。