車のニュース
更新日:2022.05.11 / 掲載日:2022.05.11
車売却のタイミング 1/4が9年以上を目安に手放す ネクステージ
新車・中古車販売店を全国で展開するネクステージ(本社:愛知県名古屋市)は、20~59歳の男女449名を対象に、車売却のタイミングや売却方法についてアンケートを実施、その調査結果を5月10日に公表した。同アンケートは、2022年1月21日~2022年1月29日の期間にインターネット上で行われたもの。
車の売却を検討した動機 27.5%がライフステージの変化と回答

はじめに、車の売却を検討した動機について聞いたところ、「ライフステージの変化(転勤・引っ越し・家族構成の変化)」が27.5%でもっとも多く、「使用年数・走行距離」の24.4%、「車検」の18.1%と続いた。子どもが生まれたり単身赴任などの、必要な車のサイズが変わるタイミングで、車を買い替えるケースが多いことが窺える。
約半数が車を手放す際「下取り」に出すと回答 「買取」は26.3%という結果に


車を手放した際に選んだ方法を尋ねた質問では、約半数にあたる49.3%が「下取り」と回答し、続いて「買取」の26.3%という結果となった。買取の方が下取りよりも高く売却できるが、下取りの方が手続きを簡単に済ませられる利点があるため、このような結果になったと推測される。
続いて、車を手放した方法を選んだ理由について聞いたところ、「車両の買取・下取り価格」の46%が最多に。続いて「手続きの手間・工数」の23.5%、「スタッフの対応」が17.1%という結果となった。
売却先を知ったきっかけ 「友人・知人・家族に聞いた」が30.8%で最多

売却先を知ったきっかけについて、もっとも多かったのは「友人・知人・家族に聞いた」の30.8%で、続いて「ネットで検索」の29.1%という結果となった。売却先を決めたユーザーは、広告で受動的に情報を得るのではなく、友人や知人、家族に尋ねたり、インターネットを利用するなど能動的に情報を得ている傾向が見られ、人間関係のネットワークがキーとなっていることが窺える。
約半数が買取の際に「価格」が不安だったと回答 26.8%がスタッフの対応に満足


買取を行うときに不安だったことを聞いたところ、約半数を「価格」が占めてトップに。続いて「特にない」の19.6%、「売却後の手続き・書類」で9.8%という結果となった。買取の際は、適正価格で買い取ってもらえるかどうかが一番の不安要素になっている人が多いことが分かった。
続いて、買取を行って、満足したことについて尋ねたところ、「買取スタッフの対応が良かった」の26.8%が最多に。それ以降「特にない」20.5%、「査定価格が想像以上に高かった」18.8%、「手続きが簡単だった」17.9%と続く。スタッフの対応に好印象を抱く一方で、査定価格や手続きの簡単さも外せないポイントとなっているようだ。
車を手放す際は9年以上が24.6%でトップに 2割以上が10万kmを目安に手放す


手放した車の使用年数についての質問では、「9年以上」が24.6%でトップに。一方で、「5年未満」で手放す人も約4割となっており、特に「1年以上〜3年未満」は13.8%という結果となった。中古車であれば新車よりも購入金額が安いため、最初や2回目の車検のタイミングで乗り替えているユーザーが一定数いるものと推測できる。
続いて、手放した車の走行距離を聞くと、「10万km以上」が21.8%と答えており、10万kmを買い替えの目安にしているユーザーが多いと見て取れる。一方で、27.5%は5万km未満で車を手放している結果に。同社によると、この質問では対象者の年収によって回答内容に傾向が出ており、800万円未満は「10万km以上乗ってから」、800万円以上は「5万km〜10万km」で手放しているという。また、年収200万〜400万円では、「3万km〜5万km」と「10万km以上」の割合が同数で最多だったとしている。
調査概要
調査内容:「車」に関する調査
調査方法:インターネット
調査期間:2022年1月21日~2022年1月29日
有効サンプル数:20~59歳の男女449名
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