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更新日:2022.05.06 / 掲載日:2022.05.06
【RAV4ミーティング in 滋賀】オフ会に参加してわかったこと【九島辰也】

文●九島辰也
4月中旬、トヨタRAV4のオフ会に参加してきました。場所は滋賀県。希望ヶ丘文化公園の駐車場です。東京からだとちょっと遠いいですが、この2年自粛していましたから重い腰を上げてみました。
きっかけはインスタです。ある日インスタのメッセージが主催者から届きました。「RAV4ミーティング in 滋賀を行うので参加しませんか?」と。殺し文句は「いつもインスタ見てます。RAV4かっこいいですね」。やっぱり自分のクルマを褒められると、心くすぐられます。
当日は天気にも恵まれ、多くのRAV4が集まりました。主催者の考えで、カラーリング別に並べられたのが印象的でした。ホワイトパール、アティチュードブラックマイカ、グレイッシュブルー、センシュアルレッドマイカ……それとアーバンカーキ。特別仕様車のアドベンチャーオフロードパッケージも多く参加していたのが嬉しかったです。個人的に好きなグレードなのでこれだけ並ぶとテンション上がります。スーパーホワイトもいいですが、グレーメタリックなんてカスタムベースに最高でしょう。

特別枠としては、背面タイヤまで積んだ主催者のカスタムカー、トーヨータイヤのデモカー、豊田自動織機の5Dアドベンチャー、それとワタクシのマットグリーンに塗られた九島スペシャルが並べられました。多くの人に見てもらい感謝です。せっかくのカスタムですからね、「ここはどうなっているんですか?」なんて質問から楽しい会話で盛り上がりたいです。
豊田自動織機の5Dアドベンチャーはさすがに大人気でした。今年のオートサロンにも展示されていたので、実車を見たい関西圏の方は多かったようです。山岳救助車というテーマに絞ったことでかなりワイルドなプロユースに仕上がっています。カラーリングもそうですし、ボディサイドの「MOUNTAIN RESCUE」の文字がかっこいい。パトライトもいい感じです。これでナンバープレート取得できたら最高なんですけど、それは無理なようです。
トーヨータイヤのデモカーもまた異なる路線でかっこよく仕上がっていました。グレー系カモフラージュ柄がクールに見えます。タイヤはもちろんオープンカントリー。めちゃめちゃ売れています。今回集まったRAV4の足元をチェックすると、オープンカントリーとBFグッドリッチのオールテレインがかなり占めていました。あとは、ヨコハマタイヤのジオランダー、グッドイヤーのラングラーが少々ってところですかね。九島スペシャルはオールテレインで、ホイールはMLJのエクストリームJという組み合わせ。ブラックホイールは基本かと。25年前からホイールを自分で黒く塗っていました。サイズは16インチ。みなさん、ホイールのダウンサイジングはいいですよ。肉厚タイヤになることで乗り心地は良くなるし、選択肢も増える。それに価格も大径よりけっこう安くなりますから。いいこと尽くめなんです。モノによってはホワイトレターが映えますし……。



それはともかく、朝9時から午後3時まで楽しい時間を過ごしました。最初は160台くらいと言っていた台数も終わってみれば200台弱というから恐れ入ります。それに集まったRAV4のナンバープレートを見ると地域が広い。関東圏はもちろん九州からも何台か参加していました。みなさん熱いなぁ。その辺を主催者に伺うと、「RAV4はそもそもそんなにマニアックなクルマではないので、地域ごとでオフ会をやるような感じではないと思います」だそうです。確かに、ランクルあたりだと街のショップごとでオフ会をやっていそうな気がします。なんか気難しそうなオヤジがいて、敷居をまたぎ辛そう。
というのがオフ会の概要ですが、思い起こすと若いユーザーさんが多かったと思います。おひとり様もそうですし、仲間やカップルで参加している20歳代らしき方々を見かけました。若者のクルマ離れを危惧する業界としては朗報です。思うに、クルマがかっこよければ歳なんか関係ないんですよね。欲しいか欲しくないか、それだけ。そして気に入ったクルマを手に入ればこんな楽しいオフ会が待っている。この方程式いいんじゃないですか。自動車メーカーの方々、かっこいいクルマをどんどん輩出してください。若者はクルマを見捨てたりしませんから。たぶんですがね。