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更新日:2022.03.17 / 掲載日:2022.03.17
新型BMW 7シリーズ EV「i7」4月20日公開へ

BMWは現地時間の3月16日、現在開発が進められている新型7シリーズの電気自動車「i7」について、2022年4月20日にワールドプレミアすることを明らかにした。
600km超の最大航続距離を実現するエレクトリックラグジュアリーセダン

BMWではこの日、同グループの年次総会を開催。2021年度の振り返りや次年度以降の事業計画等が語られる中、開発進行中の7シリーズおよび「i7」にも言及、4月のワールドプレミアに先駆けて、性能のハイライトやフロントエンドデザイン、インテリアについて語られた。
i7の走行性能においては、現時点での開発状況に基づき電費量が19.7~18.9 kWh/100km、最大航続距離を580~610kmという予測値を公表。
同モデルについてBMW AGの開発担当取締役のフランク・ウェーバー氏は「ニューBMW 7シリーズは、あらゆる点で革新的なモデルです。他のどのモデルもそうであるように、BMW 7シリーズはBMWの革新的な強さを象徴しています。そしてBMW i7は、BMW 7シリーズで最もパワフルなモデルでもあります。最高のドライビング・エクスペリエンスと究極のデジタル・エクスペリエンスを兼ね備えています」と話す。
個性際立つフロントエンドデザイン

フロントエンドデザインは、ツイン・ラウンド・ヘッドライトとBMWグリルの特徴的なデザイン・エレメントを再解釈し、モダンで個性的な外観を実現。専用のクリスタルガラスを採用したアッパー・ライト・エレメントや、イルミネーションで輪郭を飾ったキドニーグリルなど、個性際立つビジュアルを作り上げた。
リアシートには31インチのシアタースクリーンを設置


インテリアでは、最新世代のiDriveオペレーティングシステムとマイモードにより、ユーザーエクスペリエンスを向上。マイモードは車両の運転特性や車内のライティング等を、ドライバーの好みにカスタマイズできる機能だ。また、インストルメント・パネルとドアには新しいタイプのライティングストリップが装備され、モダンかつ高級感のある雰囲気を作り上げる。さらに新開発となるスカイラウンジ・パノラマ・ガラスルーフは調整可能なLEDライトスレッドと相まって、モダンかつウェルビーイングな車内空間を演出する。
リアには、ルーフライナーに設置されたBMWシアター・スクリーンが備わる。これは31インチ、32:9パノラマ・ディスプレイ・フォーマット、8Kの解像度のスペックを持つ超ワイドなスクリーンで、後席を専用のプライベート・シネマラウンジに変えてしまう、ラグジュアリーセダンにふさわしいゴージャスな装備となっている。
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