車のニュース
更新日:2021.11.22 / 掲載日:2021.11.22
軽自動車規格のEVトラック「ELEMO-K」の販売開始
HW ELECTRO株式会社は2021年11月20日より、多用途小型電気商用車の軽規格車両「ELEMO-K」の販売を開始した。メーカー希望小売価格は2,497,000円(税込み)となる。
荷室のカスタマイズが可能な小型電気商用車「ELEMO-K」
多用途小型商用EV車「ELEMO」の製造・販売を行うHW ELECTROは、11月20日(土)に東京国際交流館(お台場)にて開催された、『第27回日本EVフェスティバル』に「ELEMO-K」を出展、同日に販売を開始した。
「ELEMO」は、HW ELECTRO株式会社が製造、販売する次世代の小型EVトラック。2021年4月に輸入小型の電気商用車として国内で初めてナンバーを取得し、2021年7月24日(土)より「ELEMO 120」、「ELEMO 200」の販売を開始。 「フラットベッド」、 「ピックアップ」、「ボックス」と荷室のカスタマイズが可能で、あらゆる業態に対応する。また、インターネットを介した運用管理や、アプリとの連携機能などIoT技術の導入も進めている。災害時には「エマージェンシーツール」として、そして「移動式エネルギー源」としての活躍も期待できるという。
今回、「ELEMO-K」に日本国内で軽規格の認可を取得し販売開始。EC事業が伸長する中、物流の中核を支える個人宅配業では軽自動車しか認可がおりないことからも、今後軽規格のEVトラックの重要性は大きいとみられる。
今後のELEMO-Kの展示予定は、11月24日〜26日に東京ビッグサイトで開催される「第7回国際ドローン展」の「WorldLink & Company」ブースとなっている。
「ELEMO」について
「ELEMO」は、HW ELECTRO株式会社が製造、販売する次世代の小型EVトラック。100%電力で走行し、走行中のCo2排出量はゼロ、走行音も極めて静か。災害時には電力供給源としての活用も可能で、「エマージェンシーツール」として、そして「移動式エネルギー源」として活躍する。
さらに、インターネットを介した運用管理やスマートフォンアプリとの連携機能などのIT技術の導入も開発中。シャシーは部品のモジュール化を徹底したことで、製造工程の効率化と耐久性を実現。世界的に有名なオーストリア「マグナ・シュタイア社」のエンジニアが設計したサスペンションシステムを実装する。多機能荷台オプション、優れた性能、都会型ラインナップで、さまざまな企業の多様なニーズに対応する。
「ELEMO」の特徴
①100%EV
・「温室効果ガス排出量削減」という世界的課題に応える商用車。
・ガソリン車と比較して燃料が格安。
②走るIoT
・コネクテッドサービス体制の導入で「センターオフィスでの運行管理(運送ルートの最適化、効率化等)」や「荷室の温度管理」を可能にすべく開発中。
③用途に合わせて選べる3つの荷室
・ユーザーの業態にあわせた荷室(フラットベッド、ピックアップ、ボックス)にカスタマイズ可能。
④移動電源としての活用
・イベントカー、キッチンカーなどさまざまな作業ステージで電源の準備が不要。
・災害時の緊急電源としても活躍。