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更新日:2021.06.07 / 掲載日:2021.06.07
トールに福祉車両「トール シートリフト」発売 リモコン操作可の助手席シートリフトを装備
トール シートリフトG
ダイハツは、小型乗用車「トール」に、福祉車両「トール シートリフト」(昇降シート車)を新設定し、6月7日(月)から全国で発売する。
ダイハツの福祉車両に軽以外のラインナップ登場!
助手席シートリフト
「トール」は、2016年11月の発売以来、ダイハツの小型車販売の中核を担う主力車種で、コンパクトなボディサイズながら、広々とした室内空間や、ファミリーの様々なシーンで使い勝手の良いシートアレンジが好評。2020年9月のマイナーチェンジでは、安全安心機能の改良や、内外装のデザインが刷新された。
ダイハツは軽福祉車両市場でトップシェアであり※1、幅広い軽福祉車両のラインナップで多くのユーザーに好評を博してきた。これまでは軽自動車のみの設定だったが、今回小型車にもラインナップを追加したことで、購入者に選択の幅が広がった。
今回発売した「トール シートリフト」には、ワイヤレスリモコンによる操作が可能な助手席シートリフトを装備し、乗車する人や乗車をサポートする人の乗降時の負担軽減が図られた。トールの広々とした室内空間とシートリフト機能で、幅広いユーザーに快適な移動が実現するだろう。
※1:軽福祉車両 (車いす移動車・昇降シート車・回転シート車)
2020年度(‘20年4月~‘21年3月)国内軽福祉車販売台数第一位、ダイハツ調べ。
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トールは、ダイハツが送り出しているコンパクトトールワゴンの中で「軽自動車以上、ミニバン以下」のちょうどいいサイズ感が特徴です。その製品コンセプトは「家族とのつながり」であり、家族の日常や地域に密着し、幅広いユーザーに支持される車を目指して開発されました。
ダイハツ、「タント」「ミラ イース」を一部改良
タントのフレンドシップシリーズ(福祉車両)は、ベース車と同様の改良を施すとともに、ベースグレードの追加なども行い、ミラ イースはオートライトを全車標準装備した。
福祉車両はもはや特別なクルマではない!【ニュースキャッチアップ】
車両の大きさはもちろん、車いすを複数搭載できるものや、ストレッチャーのような大型機器に対応するもの、そして障がいの程度に応じて複数の選択肢が用意される。また、見た目も普通車と変わらないスタイリッシュなモデルも多数登場。
トール シートリフト 主な福祉車両装備
グレード名称 | G | X |
---|---|---|
福祉車両装備 | ・ワイヤレスリモコン ・助手席シートリフト(折り畳み式フットレスト/アームレスト(右側)付) ・助手席電動前後スライド/シートリクライニング ・車いす固定装置(車いす固定ベルト) |
トール シートリフト メーカー希望小売価格(消費税非課税)
グレード | エンジン | トランス ミッション | スマート アシスト | 駆動 | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
X | NA※2 | CVT | ○ | 2WD | 1,745,000 |
4WD | 1,905,000 | ||||
☆G | 2WD | 1,914,000 | |||
4WD | 2,074,000 |
※2:Natural Aspiration(自然吸気エンジン) ☆:写真掲載分 ◎北海道地区は 22,000 円高(消費税非課税)、価格にリサイクル料金含まず。