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更新日:2019.11.05 / 掲載日:2019.10.20

プジョー、新トールワゴン「リフター」の先行モデルを発表し予約注文を開始

プジョー・シトロエン・ジャポンは10月18日、プジョーのクロスオーバースタイルの新トールワゴン「リフター」の特別仕様車「デビュー エディション」を発表し、オンライン予約注文の受け付けを開始した。このモデルは、2020年夏頃に予定している日本への正式導入に先立ち特別仕様車として販売する先行モデルで、納車時期は2020年1月以降(順次)となっている。

デザイン

リヤ両側スライドドア、サイド&パンパーの樹脂製プロテクター、長く伸びるルーフラインなど、ミニバン、SUV、ワゴンを巧みに融合させたクロスオーバースタイルの新トールワゴンのエクステリアは、新世代デザインの水平基調のフロントマスク、プジョーのアイコンであるライオンの爪痕をモチーフにした3条のLEDラインのテールライトを配したリヤエンドなど、モダン&精悍なデザインとなっている。

インテリアは、コンパクトなステアリングホイール、センターの8インチタッチスクリーン、視認がしやすいヘッドアップディスプレイなど、ドライビングのためのインターフェイスを取り入れた新世代のプジョーのi-Cockpitを採用している。

メカニズム

ボディは、軽量、高剛性を備えたグループPSAの中核プラットフォームEMP2を使用し、リヤ部分は前モデルの改良バージョンと組み合わせている。パワートレーンは、1.5LブルーHDi直4DOHCクリーンディーゼルターボエンジン(DV5、最高出力130PS/最大トルク300N・m)、最新世代の電子制御8速オートマチックトランスミッション(EAT8)を搭載する。

路面状況に合わせて、トラクションコントロールの最適化、パワートレーン、ブレーキを統合制御して悪路の走破性を高めることができる、ノーマル、スノー、マッド、サンド、オフ(ESCをオフにする)の5つのモードを備えた「アドバンスドグリップコントロール」を採用している。

プラットフォームEMP2

1.5LブルーHDi直4DOHCクリーンディーゼルターボエンジン(DV5)

電子制御8速オートマチックトランスミッション(EAT8)

ユーティリティ

リヤシートは6:4分割可倒式、リヤゲートはガラス部分だけを開閉することができるリヤオープニングガラスハッチを採用し、ラゲッジルームは2段階に高さが調整できるフレキシブルラゲッジトレイにより、ラゲッジスペースを上下に分割させて荷物をセパレートして積むことができる。リヤゲートからの奥行きは、リヤシート使用時は1m、リヤシートを倒した場合は1.88m、助手席を倒した場合は最長2.7mで、リヤシート使用時のラゲッジスペースは597L(フレキシブルラゲッジトレイの高さを一番上にした状態での下スペース)、リヤシートを倒した場合は最大2126Lとなっている。

収納スペースは、インパネ&センターコンソールなどにあるデッドスペースを有効活用し、センターインパネトレイ、運転席&助手席カップホルダー、助手席トップボックス、助手席インパネトレイ、センターコンソールボックス、格納式シートバックテーブル(運転席/助手席)、リヤシート&リヤゲートの両方からアクセスできるリヤシーリングボックス(ラゲッジルーム天井、容量は約60L)などのほか、パノラミックルーフに収納スペースを搭載して進化させたマルチパノラミックルーフ(ルーフアーチ中央部には明るさを調整できるムードライトを搭載)には、前方部に収納トレイ、中央部に最大14Lまでのバッグを収納することができるバッグインルーフを備えている。

リヤオープニングガラスハッチ

【収納スペース】

  • センターコンソールボックス(シャッターを閉めた状態)

  • センターコンソールボックス(シャッターを開けた状態)

  • 助手席トップボックス/助手席インパネトレイ/グローブボックス

  • 格納式シートバックテーブル

リヤシーリングボックス

マルチパノラミックルーフ

  • マルチパノラミックルーフ(前方部の収納トレイ)

  • マルチパノラミックルーフ(中央部のバッグインルーフ)

先進安全装備

渋滞時の加減速にも対応する「アクティブクルーズコントロール(ストップ機能付き)」、クルマや歩行者などを検知し、衝突回避および被害軽減をサポートする「アクティブセーフティブレーキ」、車線逸脱しそうな時にステアリング操作を支援する「レーンキープアシスト」、左右斜め後方の死角にいるクルマを知らせてくれる「ブラインドスポットモニターシステム」、ハイ/ロービームを自動で切り替えてくれる「インテリジェントハイビーム」、制限速度&進入禁止の標識をメーター内に表示してくれる「トラフィックサインインフォメーション」など、最新の安全運転支援システムを採用している。

アクティブクルーズコントロールのイメージ

アクティブセーフティブレーキのイメージ

快適装備・その他装備

パーキングブレーキを自動で操作してくれる「エレクトリックパーキングブレーキ」、Qi規格対応のスマホなどを無線充電できる「ワイヤレススマートフォンチャージャー」、FM/AMラジオ、USB、Bluetooth、Peugeotミラースクリーン(Apple CarPlay、Android Auto)の機能を備えた「8インチタッチスクリーン」などを標準装備している。

8インチタッチスクリーンへのスマホの接続イメージ

ボディカラー

  • ディープブルー ※

  • メタリックコッパー ※

  • ビアンカホワイト

※はメーカーオプション、税込み価格は60,500円。

販売方法

販売は、オンライン予約サイト(https://web.peugeot.co.jp/rifter-booking/)にて、ボディカラー、商談を希望のプジョー正規販売店(対象は全店舗)を選択するWEB商談予約(予約注文の受け付けは予告なく終了する場合がある)を行ない、商談を希望したプジョー正規販売店で契約する方法となっている。

車両本体価格

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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