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更新日:2019.05.10 / 掲載日:2019.05.10
プジョー、308のガソリン車を発売
プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョー308のガソリンエンジン搭載車を5月7日に発売した。これは昨年12月のディーゼル車発売時に「2019年第2四半期発売」と発表されていたもの。8速ATの採用や装備向上といった変更内容はディーゼルモデルと同様だ。
1.2L直3電子制御ターボ&8速ATを採用
昨年12月から販売中の1.5Lディーゼル車と同様にガソリン車も最新の欧州環境規制に対応。3気筒1.2Lガソリンエンジン(EB2エンジン)には新世代電子制御8速オートマチックEAT8が組み合わせられる。
このガソリンエンジンは、インジェクションシステムや燃料噴射ポンプの改良、センサーの増強、GPF(Gasoline Particle Filter)、ターボチャージャーの電子制御化などにより、パフォーマンスを維持しながらEURO6.2対応の環境性能を達成している。
トランスミッションはディーゼルモデルと同じで、これでGTiを除くプジョー308はすべて8速AT&パドルシフト付きとなった。この8速AT搭載モデルは3つのドライブモードを選択可能で、中でも「エコモード」は新搭載のフリーホイール機能により、アクセルオフ時にクラッチを切って燃費を稼ぐことができ、カタログ燃費は308 Allure、308 SW Allureともに17.0km/L(JC08モード)、15.6km/L(WLTCモード)となっている。
また、通常グレードのほかに、運転支援機能やアクティブクルーズコントロールを標準搭載した特別仕様車「308 GT Line」も設定されている。
装備内容を拡充
アクティブクルーズコントロール(イメージ)
装備面での注目は、アクティブクルーズコントロールの全車標準装備化だ。これはいわゆるACC(アダプティブクルーズコントロール)=前車追従クルコンで、速度や先行車との車間距離を維持するものだ。先行車との距離調節はアクセル、ブレーキ、エンジンブレーキの制御で行い、車間距離は車間距離は遠距離・標準・近距離の3段階から設定可能。先行車が停止した場合は車間距離を保ちながら自動停車する。 このほか、インフォテイメントシステムにPeugeotミラースクリーン(アップルCarPlayに対応)を搭載している。