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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2018.12.05

伊ランボルギーニ、公道を走行できるサーキットマシン「SC18」を発表

SC18

ランボルギーニのモータースポーツ部門「スクアドラ・コルセ」が手がけたワンオフモデル「SC18」

伊ランボルギーニのモータースポーツ部門「スクアドラ・コルセ」は、ワンオフモデル「SC18」を発表した。今回登場したSC18は、市販モデルでは満足できない特別な顧客の要望に応じて、サーキット走行を念頭に入れながらも、公道での走行が可能なモデルとなっている。

サーキット走行を想定しているため、それぞれの機能には無駄がなく、究極の性能を突き詰めている。エクステリアは、サーキット走行のために、空力性能を徹底的に追及。フロントエアインテークは、レースマシンの「ウラカンGT3 EVO」を、サイドとリアのエアスクープは「ウラカン スーパートロフェオ EVO」をベースにしているという。大型のカーボン・リアウイングは、サーキット特性に合わせて3段階にダウンフォースが調整可能。リアフードのインテークは、耐久レースのマシンのように、V12エンジンを効率的に排熱する機能性を有している。

エンジンは、6.5リッター V12エンジンをミッドシップに搭載。このエンジンは、ランボルギーニで最も高出力なユニットと言われ、最高出力770PS、最大トルク720Nmというハイパワーを発揮。ISR(Independent Shifting Rod)とネーミングされた7速ギアボックスとともに、動力性能を高めている。足回りは、フロント20インチ、リア21インチというファットなホイールセットを採用し、効率的に動力を路面に伝達する。ボディは、軽量なカーボン素材を使用。最低地上高は109mmで、サーキット走行に適したセッティングとなる。

SC18

エンジンは、6.5リッター V12エンジンをミッドシップに搭載

ワンオフモデルならではの特別な趣向は、デザイン面の細部に至るまで配慮されている。例えば、グレーにペイントされたボディは、レッドのアクセントがインパクトを与えるヴィジブルカーボン仕様を採用。インテリアは、レッドのコントラストステッチが入ったブラックアルカンターラを使用して、洗練された室内空間を演出する。

ランボルギーニのモータースポーツ部門であるスクアドラ・コルセは、過去にもサーキット志向の特別仕様車「ガヤルド・スクアドラ・コルセ」などを製作してきたが、ワンオフモデルを手がけるのは今回が初めてになる。同社では、今回のSC18に続き、モータースポーツで培った技術を活かしたワンオフモデルの製作を、今後も手掛けていくという。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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