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更新日:2018.12.17 / 掲載日:2018.11.22
三菱、オールラウンドミニバンの新型「デリカD:5」の予約受け付けを開始
オールラウンドミニバンの新型「デリカD:5」
デリカD:5は、2018年度内にビッグマイナーチェンジを行なう計画だ。その新型モデルの予約受付が始まった。新型モデルでは、フロントデザインを一新するとともに、これまで要望の多かった予防安全装備を追加。エンジンは2.2リッターディーゼルターボのみの設定となる。グレードは「M」、「G」、「G-Power Package」、「P」のほか、洗練されたモダンなイメージの「アーバンギア」の「G」、「G-Power Package」を展開する。
なお、最高出力110kW(150PS)、最大トルク191Nmを発生するガソリン仕様の直列4気筒SOHC 2.0リッターエンジン搭載モデルは、これまでのものを継続販売する。パワートレーンは、現行車よりも最大トルクを5%向上させて、最高出力107kW(145PS)、最大トルク380Nmを発生する2.2リッター直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボ「4N14」型エンジンを搭載。AdBlueを用いてディーゼルエンジンの排出ガスを浄化する「尿素SCRシステム」を採用する。トランスミッションは、ワイドでクロスレシオ化した新開発の8速スポーツモードATを採用。燃費と動力性能を両立させている。
パワーステアリングは、これまでのラック&ピニオン式から、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングに変更
パワーステアリングは、これまでのラック&ピニオン式から、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングに変更。低速時の操舵力を低減して取りまわし性を向上させている。
水平基調の「ホリゾンタルアクシス」というコンセプトに基づいたインストルメントパネルを採用
ボディカラーは、新色となる「エメラルドブラックパール」のほか、歴代モデルが採用してきたグリーンを継承して、2トーンの「エメラルドブラックパール×アイガーグレーメタリック」をテーマカラーとしている。
インテリアは、走行時に車体姿勢をつかみやすくするほか、水平基調の「ホリゾンタルアクシス」というコンセプトに基づいたインストルメントパネルを採用。ナビゲーションは、シーンに合わせて自由に操作できる「DELICA D:5 オリジナル10.1型ナビゲーション」をオプションで用意。大画面ディスプレイをナビ、オーディオ、ツール、アプリの4つのエリアに分割して表示できるほか、各エリアのレイアウトも切り替えることができる。
DELICA D:5 URBAN GEAR
「被害軽減ブレーキシステム」などを装備する
デリカD:5 アーバンギアのエクステリアは、専用デザインのソリッドでクリーンなフロントメッキグリルと、ワイド感と安定感のあるフロントバンパー、ドアガーニッシュにより、ダイナミックさを表現。マフラーの切り欠きを廃したリアバンパー、洗練されたイメージのリアゲートガーニッシュを採用して、モダンでクリーンなスタイリングを演出する。
安全装備は、予防安全技術「e-Assist」を新たに採用。前方の車両や歩行者を検知して、衝突の危険があると警報や自動ブレーキで被害を軽減または回避する「被害軽減ブレーキシステム」、車線を外れそうになると警報で注意を促す「車線逸脱警報システム」、設定した車間距離を保ちながら認識した先行車の加減速や停止などに自動追従して、停止の際は一定時間停止状態を保持する「レーダークルーズコントロールシステム」、車両の有無や道路周辺の明るさなどに合わせて自動でヘッドライトのハイビームとロービームを切り替える「オートマチックハイビーム」を全車で標準装備とする。「後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付き)」、「後退時車両検知警報システム」を上級グレードに標準装備とする。
メーカー希望小売価格は、約385万円~425万円の予定。