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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2018.09.11

メルセデス・ベンツ、「Sクラス」にニューモデル4車種を追加

Sクラス

ニューモデルとして追加された「S400d」

メルセデス・ベンツ日本は9月10日、フラグシップセダン「Sクラス」にニューモデル4車種を追加して日本で予約受付を開始した。新たに追加されたのは、最新のクリーンディーゼルエンジンを搭載する「S400d」、「S400d 4MATIC」、「S400d ロング」、「S400d 4MATIC ロング」の4モデル。なお、「S 400 d ロング」と「S400d 4MATIC ロング」は、全長を130mm伸長して後席を広くしたロングボディモデルとなる。S400d 4MATICとS400d 4MATIC ロングの納車時期は10月頃、S400dとS400d ロングは11月頃を予定。

新型モデルに搭載される「OM656型」エンジンは、3.0リッター直列6気筒DOHC直噴ターボ。「S450」などに搭載される「M256型」エンジンと基本設計は同じとなるクリーンディーゼルエンジンだ。スペックは、最高出力250kW(340PS)、最大トルク700Nmを発生。欧州で導入されているRDE規制にも適合し、走行性能と環境性能を両立させている。

Sクラス

3.0リッター直列6気筒DOHC直噴ターボエンジンを搭載

また、OM656型エンジンは、アルミニウム製のシリンダーブロックを採用して軽量化を実施。熱膨張率の異なる素材となるスチール製ピストンを採用し、40%以上の摩擦を低減する。シリンダーウォールは、スチールカーボン材を溶射コーティングする「NANOSLIDE摩擦低減加工」を施している。

「コモンレールダイレクトインジェクションシステム」は、ピエゾインジェクターを使用。最大圧力を2500barまで高めるとともに、冷却された高圧EGRと低圧EGRを組み合わせた「マルチウェイ排出ガス再循環」を搭載して燃焼を最適化する。後処理を行なう前の段階でNOxの低減を実行するシステムだ。

icon Mercedes Benz S400d Long

Sクラス

ロングボディとなる「S400d ロング」も追加された

直噴ターボは、2ステージターボチャージャーを採用。小さいタービンにはさらに可変タービンジオメトリーを搭載し、低回転域から高回転域までトルクのある加速を実現。ターボチャージャーから出た排出ガスは、酸化触媒へ送られた後、AdBlueを添加。下流となる「選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター」により、粒子状物質の捕集と窒素酸化物の低減を行ない、最終的にSCR触媒で窒素酸化物の処理が行なわれる。

メーカー希望小売価格は、1116万円~1505万円(税込)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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