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更新日:2018.11.01 / 掲載日:2018.08.26
BMW、「M2 クーペ」の高性能モデル「M2 Competition」を発売

「M2 クーペ」の高性能モデル「M2 Competition」
ビー・エム・ダブリューは、BMW、「M2 クーペ」の高性能モデル「M2 Competition」を8月23日に発売した。M2 Competitionは、M2 クーペに高性能エンジンを搭載し、ボディ剛性や制動力を強化することで走行性能を高めたモデル。従来の3.0リッター直列6気筒DOHC Mツインパワー・ターボ・エンジンは、最高出力272kW(370PS)、最大トルク465Nmを発生するが、M2 Competitionは、最高出力302kW(410PS)、最大トルク550Nmと大幅にパワーアップしている。

従来のM2 クーペに高性能エンジンを搭載する
インテリアは、インストルメントパネルやステアリング、シートなどをリニューアル。専用パネルを装備するインストルメントパネルは、エンジンスタート時にM2 Competitionのロゴが表示される。Mスポーツステアリングホイールには、走行状況に応じて足まわりなど自分好みのセットアップを記憶させ、瞬時に呼び出すことができる「M1」「M2」ボタンが装備される。シートは、ホールド性に優れるMスポーツシートを採用。ステアリング位置は右ハンドルのみの設定となる。

インストルメントパネルやステアリング、シートなどをリニューアル
エンジンのパワーアップに伴い、冷却システムを採用するとともに、ラジエーターやオイルクーラーを追加。CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を使用したストラットブレイズを採用することで、ボディ剛性を強化。また、大径のMスポーツブレーキを<装備することで制動力も強化している。
サスペンションは、ダンパー、スタビライザーを専用設定した強化サスペンションを装備。DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)のセッティングや、シャシーにもチューニングを施している。

最高出力302kW(410PS)、最大トルク550Nmへとパワーアップ
エクステリアは、フロントバンパー、キドニーグリル、ドアミラーのデザインを刷新。エアインテークは大型化されて、冷却性能の向上も実現する。ハイグロスブラック仕上げのキドニーグリルは、左右が連結したようなデザインを採用。また、ドアミラーには空力性能を向上させるダブルリッジ・デザインのMミラーを採用する。
足まわりは、専用の19インチMライトアロイホイールを装着。大径ブレーキディスクとグレーメタリック仕上げのキャリパーを組み合わせたMスポーツブレーキを装備する。リアまわりではハイグロスブラック仕上げのM2 Competitionバッジがおごられる。
メーカー希望小売価格は、6速MT仕様が873万円(税込)、7速M DCT仕様が898万円(税込)