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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2018.05.17
VW、コンセプトモデル「ゴルフ GTI TCRコンセプト」をワールドプレミア
「ゴルフ GTI」のコンセプトモデル「ゴルフ GTI TCRコンセプト」
独フォルクスワーゲンは、オーストリアで開催された「GTIミーティング」で、ゴルフシリーズの「ゴルフ GTI」をベースにしたコンセプトモデル「ゴルフ GTI TCRコンセプト」をワールドプレミアした。2018年末には、7速DSG仕様の市販モデルが投入される予定。
2016年3月、同社はツーリングカー選手権「TCR インターナショナル シリーズ」向けのレース車両「ゴルフ GTI TCR」を発表していたが、今回のコンセプトモデルは、そのレース車両と同様のネーミングを使用した市販モデルとなっている。
マイクロファイバー/ファブリックのプレミアムスポーツシートを採用
シートのセンターセクションにフラッシュレッドカラーの加飾が入る
インテリアは、シートのセンターセクションにフラッシュレッドカラーの加飾が入るマイクロファイバー/ファブリックのプレミアムスポーツシートを採用。フロントドアを開くと「TCR」のロゴがアスファルトに投影されるギミックを用意し凝った演出を施している。
ゴルフ GTI TCRコンセプトは、現行ゴルフ GTIの中で最速モデル
ゴルフ GTI TCRコンセプトは、現行ゴルフ GTIの中で最速モデルと言われている。搭載するターボエンジンは最高出力213kW(290PS)、最大トルク370Nmを発生する。現行ゴルフ GTIとの比較では、最高出力が60PSアップ、最大トルクは20Nmのアップとなっている。最高速はリミッターが作動して250km/hになるが、リミッターを解除すると、264km/hとなる。
エクステリアは、フロントまわりなどは、ベースモデルのデザインから大きな変更はない。足回りは、18インチ鍛造アルミホイールを標準装備。オプションで19インチが選択できる。ブレーキは、ドリルドローターを採用する高性能ブレーキシステムとなる。サイドステップやリアディフューザーなどが追加され、スポーティさを意識したデザインに仕上げている。