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更新日:2018.11.20 / 掲載日:2017.09.14
スズキ、「スイフトスポーツ」をフルモデルチェンジ

フルモデルチェンジで3代目となった新型「スイフトスポーツ」
スズキは、コンパクトスポーツモデル「スイフトスポーツ」をフルモデルチェンジして9月20日より発売する。スイフトシリーズの新型スイフトスポーツは、エンジンに1.4リッター直噴ターボのK14C型ブースタージェットエンジンを採用。緻密で安定した燃料噴射制御を実現するために、7穴式インジェクションノズルを採用し、可変燃圧制御により燃料噴霧の高微粒化を図ることで、排出ガスのクリーン化と高出力化を両立している。最高出力は103kW(140PS)、最大トルクは230Nmとなっている。
トランスミッションは6速MTと6速ATを設定。駆動方式は2WD(FF)となる。シャシーは先に発売された新型スイフト同様に、新プラットフォーム「HEARTECT」(ハーテクト)を採用。ボディは、前後フェンダーの張り出し量を増やし、前後トレッドをワイド化している。これによりボディサイズは全長3890mm、全幅1735mm、全高1500mmとなり、スイフトでは初の3ナンバーモデルとなる。

トランスミッションは6速MTと6速ATを設定する
インテリアデザインは、ドライビングに深く関わるメーターやステアリング、シート、ペダルプレートにスイフトスポーツ専用品を用意。メーターは特徴ある作りでタコメーターの盤面はレッド、スピードメーターはダークシルバーという構成になる。両メーターの間にはマルチインフォメーションディスプレイを装備。燃費関係、平均車速&走行時間、時計、モーション表示、パワー&トルク表示、アクセルとブレーキの操作表示、ブーストおよび油温表示のモードがある。

シートは、専用表皮とデザインを使用したセミバケットシートを採用
シートは、専用表皮とデザインを使用したセミバケットシートを採用。シートの骨格も軽量で強度性能がある最新素材を使用し、先代スイフトスポーツよりシート1脚あたり7.6kg軽量化している。胴体と太もも部のサポートはフォームを持っているものでなく、パイプフレームが組まれているのでサポート力が高く、型崩れもしにくいものになっている。
エクステリアデザインは、前後でワイド化されたフェンダーが作るスポーティなデザインを採用。ノーズに関しても、新型スイフトよりも前方へせり出すことで躍動感を生んでいる。また、ノーズを伸ばしたことによってフロントグリルを逆スラント形状としている。車重に関しては、HEARTECTと軽量なボディ材を使用したことで、先代モデルより約70kgの軽量化を実現。6速MT車で970kg、6速AT車も990kgと1tを切る車重になっている。
ボディカラーは専用色の「チャンピオンイエロー4」のほか、「バーニングレッドパールメタリック」、「スピーディーブルーメタリック」、「ピュアホワイトパール」、「プレミアムシルバーメタリック」、「スーパーブラックパール」の全6色を用意する。
メーカー希望小売価格は、183万6,000円~190万6,200円(税込)