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更新日:2018.11.08 / 掲載日:2017.04.14
ホンダ、「クラリティ エレクトリック」ほかをNYでワールドプレミア
PHEV「クラリティ プラグイン ハイブリッド」と、EV「クラリティ エレクトリック」をNYで発表
ホンダは、4月12日(現地時間)、PHEV(プラグインハイブリッド車)「クラリティ プラグイン ハイブリッド」と、EV(電気自動車)「クラリティ エレクトリック」を、2017年ニューヨークオートショーでワールドプレミアをした。今回のニューヨークオートショーで、ホンダは「クラリティシリーズ」として、FCV(燃料電池車)「クラリティ フューエル セル」に続いて、PHEVとEVを追加した。新たに2モデルが追加されたことで、クラリティは同一プラットフォームで3種類の電動パワートレーンをラインアップする世界初のモデル。
PHEVのクラリティ プラグイン ハイブリッドは、アトキンソンサイクルの1.5リッター4気筒エンジンと最高出力181HPを発生する電気モーターの組合せ。搭載されるエンジンは発電とともに一定の条件下では駆動力を伝えるという。バッテリー容量は17kWhで、240V使用時の充電時間は2.5時間。EV走行距離42マイル(約67km)と航続距離330マイル(約531km)の性能になる。
HONDA CLARITY ELECTRIC
FCV(燃料電池車)「クラリティ フューエル セル」に続いて、PHEVとEVが追加された
EVモデルのクラリティ エレクトリックは、最高出力221HPを発生する電気モーターを搭載。バッテリ容量は25.5kWhで、240V使用時の充電時間は3時間、高速充電を使用すると30分間で80%の充電が可能となる。2017年後半にカリフォルニアとオレゴンでリースプログラムを開始する。
クラリティは同一プラットフォームで3種類の電動パワートレーンをラインアップする世界初のモデル
2030年までに総車両販売の3分の2を電動化車両とする目標を掲げている
同日開催されたプレスカンファレンスでは、プレゼンテーションが行われた。2030年までにホンダの総車両販売の3分の2を、電動化車両とする目標を掲げており、今後数年以内に同システムをライトトラックのラインナップにも適用することなどが示された。アメリカン・ホンダ・モーター・カンパニーの副社長、ジェフ・コンラッド氏は、「クラリティシリーズ」は、EV技術全般に対する当社の投資を表す電動化イニシアチブの進歩を告げるもの」とコメントした。