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更新日:2018.10.22 / 掲載日:2016.07.08
スバル、「BRZ」を大幅にマイナーチェンジ
大幅にマイナーチェンジをした「BRZ」
スバルは、スポーティモデル「BRZ」を大幅にマイナーチェンジして、8月1日から発売する。今回のマイナーチェンジは、2012年2月のデビュー以来初めての大幅改良となり、パワーユニットからシャシーに至るまで全性能を進化させることで、走行性能を向上させているという。
インスツルメントパネルやニーパッド、メーターパネルバイザーにレザー調素材を新たに採用
インテリアは、インスツルメントパネルやニーパッド、メーターパネルバイザーにレザー調素材を新たに採用。レッドステッチも施している。ステアリングホイールを新デザインの小径タイプに変更したほか、断面形状の最適化と高触感革の使用により操作性とグリップ性を向上させている。そのほか、メーターパネルに4.2インチマルチインフォメーションディスプレイを新たに装備。ヒーターコントロールパネルやドアスイッチパネルをカーボン調にして、インテリアの質感を高めている。
ステアリングホイールを新デザインの小径タイプに変更した
MT用のパワーユニットは、エンジン本体と吸排気系を改良するとともに、シリンダーヘッドとブロック結合部の剛性を強化。これにより、最高出力が7psアップ、最大トルクは7Nmアップと性能を向上させている。また、ファイナルギヤ比を変更したことにより、全域で加速性能がアップしている。ボディは、全体の剛性を強化したほか、足回りは、コイルスプリングのバネ定数、ダンパー内部構造と減衰力、リヤスタビライザー径を変更。これにより、操舵応答性と操縦安定性、乗り心地を大幅に向上させている。これまで以上にしなやかで上質な乗り味になっているという。エクステリアは、航空機のウィングチップ(翼端板)をモチーフにした新デザインのバンパーを採用。LEDヘッドランプ&リヤコンビランプや、フェンダーガーニッシュ、17インチアルミホイール、リヤスポイラーを新デザインにするなど、ローフォルムをより強調するデザインに仕上げている。
BRZ Yellow Edition
「GT」をベースモデルとした特別仕様車「イエローエディション」
今回のマイナーチェンジに伴い、ブレンボブレーキやザックスダンパーを採用して、走りのポテンシャルを高めた最上級グレード「GT」を新たに創設。また、「GT」をベースモデルとした特別仕様車「イエローエディション」を100台限定で発売。先行予約を7月7日から開始する。
ブレンボブレーキやザックスダンパーを採用
イエローエディションは、チャールサイトイエローのボディカラー、各部に配したイエローブラックのアクセント、ゴールドステッチなどを配した個性的なモデル。特別装備として、本革巻ステアリングホイール、本革巻ハンドブレーキレバーには、ゴールドステッチ。シフトレバーやハンドブレーキレバーブーツ、レザー調素材巻インパネパネル、ニーパッドにはレザー調素材巻、ゴールドステッチ。BRZエンブレム、ルーフアンテナ(シャークフィンタイプ)はブラックカラーとなる。イエローエディションは、2016年秋に発売を開始する予定だ。