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更新日:2018.10.21 / 掲載日:2015.07.01
スバル、「BRZ」の「BRZ tS(ティーエス)」の特別仕様車を300台の限定販売
スバル「BRZ」の特別仕様車「BRZ tS(ティーエス)」
STI(スバルテクニカインターナショナル)は6月30日、スバル「BRZ」の特別仕様車「BRZ tS(ティーエス)」を300台の限定販売をした。BRZ tSは、2013年8月にも「2013 Spec.」として発売され、今回は「2015 Spec.」として発売された。2015 Spec.のコンセプトは、「シンクロナイズド・ドライビング」を掲げている。レースカー並みに引き上げた「ドライバーの意図したとおりに操れるハンドリング」と、それと対極となる「上質な乗り心地」という二面性を、高次元で両立させているという。
BRZ tS(2015 Spec.)
BRZのフレーム構造に合わせて開発された「フレキシブルVバー」を採用
2013 Spec.との違いは、2013 Spec.で採用されたフレキシブルタワーバーを、BRZのフレーム構造に合わせて開発された「フレキシブルVバー」に変更。STI製ビルシュタインダンパー、ドリルドディスクを組み合わせたブレンボ製ブレーキシステムなどを新たに採用している。
新開発のフレキシブルVバーは、フロントストラットとバルクヘッドの距離があるBRZの車体構造に合わせて、ピロボールを組み込んだ補強パーツとなり、曲げやねじり成分を逃がしつつ、軸方向の剛性を確保することでボディー剛性を最適化するという。
2015 Spec.のコンセプトは、「シンクロナイズド・ドライビング」を掲げている
レカロ製バケットタイプフロントシートを採用
「ドライバーの意図したとおりに操れるハンドリング」と、「上質な乗り心地」を両立
エクステリアは、「サンライズイエロー」のボディカラーを限定100台で用意。低重心を強調する「LEDデイライナー&STI製LEDデイライナーカバーエクステンション」を新たに採用する。フロントフェンダーガーニッシュやドアミラー、ルーフアンテナなどをブラック塗装化したほか、艶ありのブラック塗装された18インチアルミホイールを採用する。
インテリアは、STI専用設計となる本革とアルカンターラを組み合わせたレカロ製バケットタイプフロントシートを採用。2013 Spec.のシートをベースに、大腿部をシート座面の前端部で支持するサイサポート性を高めて、運転時の疲労軽減を図っている。
メーカー希望小売価格は、399万円(税込)~407万1000円(税込)