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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2016.05.25
プジョー、新型「3008」の概要を欧州で発表

今回で2代目となる新型「3008」のエクステリア
仏プジョーは、SUVモデルの新型「3008」の概要を欧州で発表。2016年秋に開催されるパリモーターショーでワールドプレミアとなる予定。新型3008は、今回で2代目となるモデル。初代モデルが2009年に欧州から販売をスタートさせてて以来、初のフルモデルチェンジとなる。
SUVとしての走破性充実させ、下り坂の走行スピードを3km/hの超低速に制限して安定した状態で走行できる「ヒル・アシスト・ディセント・コントロール」が新たに追加。そのほか、「アクティブ・セーフティ・ブレーキ」、「ディスタンス・アラート」、「アクティブ・レーン・デパーチャー・ウォーニング」、「ドライバー・アテンション・ウォーニング」なども導入される。

「アクティブ・セーフティ・ブレーキ」などを採用
インテリアは、次世代インテリアテーマである「アイ・コクピット」を取り入れている。照明の明るさやスクリーンのカラー設定を変更できる「視覚」のほか、イコライザーで音の調整ができる「聴覚」、シートに内蔵されたマッサージ機能による「触覚」、フレグランス・ディフューザーで演出する「嗅覚」など、五感に訴える機能を充実させている。

エクステリアデザインは、力強さを表現した印象
エクステリアデザインは力強さを表現した印象になり、時期「2008」とも共通性を感じさせるデザイン。欧州仕様モデルでは、1.2リッターと1.6リッターのガソリン、1.6リッターと2.0リッターのディーゼルをラインナップ。1.6リッターガソリンエンジンには、6速ATトランスミッションを設定。1.2リッターガソリンエンジンは、6速ATのほか、低燃費をウリにする6速MTも用意する。2.0リッターのディーゼルエンジンは、最高出力180psで6速ATのモデルと最高出力150psで6速MTの2種類を用意。1.6リッターディーゼルエンジンはガソリンエンジン同様、6速AT仕様と低燃費をウリにする6速MTを用意する。また、100psのBVM5モデルも設定して、合計5種類をラインナップしている。
e-Kick

電動アシストキックボード「e-Kick」を発表した
なお、今回の新型3008の話題からはそれるが、プジョーとマイクロは、共同開発となった電動アシストキックボード「e-Kick」を発表した。これは、単なる遊びの道具としてではなく、都市部の新しい交通手段として提案される新感覚の乗り物となる。プジョーとマイクロからそれぞれ2016年第4四半期に発売される予定だ。