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更新日:2018.11.10 / 掲載日:2016.02.04
ボルボ、「S60」、「V60」、「XC60」の一部仕様を変更

新パワートレインを採用した「S60」
ボルボ・カー・ジャパンは、「S60」、「V60」、「XC60」の一部仕様を変更した。新パワートレーンをラインナップに追加した。今回の仕様変更は、60シリーズと呼ばれるS60、V60、XC60が対象。新型パワートレーンの「T6」を60シリーズの3モデルに追加。同じく新型パワートレーンの「T3」は、S60とV60に追加した。S60とV60に採用されたT3パワートレーンは、1.5リッター直列4気筒直噴ターボで最高出力112kW(152ps)、最大トルク250Nmを発生。こちらでも「エンジン・Start/Stop機能」を採用して、JC08モード燃費は両モデルとも16.5km/lを実現する。
V60

新パワートレインを採用した「V60」
T6パワートレーンは、同社のパワートレーン戦略「Drive-E」で開発された2.0リッター直列4気筒エンジンをベースに、過給器として直噴ターボとスーパーチャージャーをセットにしたシステム。スペックは、最高出力225kW(306ps)、最大トルク400Nmを発生する。従来のT5パワートレーンの最高出力180kW(245ps)、最大トルク350Nmからパワーアップを実現した。トランスミッションは、電子制御式8速ATを採用し、4輪駆動であるAWDシステムを搭載。S60とV60では、Drive-Eに移行後初の4WDモデルとなっている。「エンジン・Start/Stop機能」を装備し、JC08モード燃費はS60が13.6km/l、V60が12.8km/l、XC60が12.3km/lを実現した。各車エコカー減税で自動車取得税が40%、自動車重量税が25%軽減される。
XC60

新パワートレインを採用した「XC60」
そのほか装備面では、T6モデルは自動防眩機能付ドアミラー、プレミアムサウンド・オーディオシステム/マルチメディアを標準装備。S60とV60は速度感応式電動パワーステアリング、パーク・アシスト・パイロットを採用。XC60は、ヒル・ディセント・コントロール、電動油圧パワーステアリングを採用している。
メーカー希望小売価格はS60が434万円~614万円(税込)、V60が454万円~634万円(税込)、XC60が539万円~719万円(税込)