【日産】セレナ一部仕様変更＆新グレード追加2015【価格】

　日産のミドルサイズミニバン「セレナ」が一部仕様変更を受け、11月25日に発売された。仕様変更が施されたのはエントリーグレードの「20S」で、あわせて20Sをベースにした新グレード「ハイウェイスターSエディション」がラインナップに追加される。変更、追加となるグレードの価格帯は228万5280円（20S／FF）～267万9480円（ハイウェイスターSエディション／4WD）。

　20Sには、フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知する衝突回避・被害軽減ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」とドライバーが意図せず車線を逸脱した場合に警告する「LDW（車線逸脱警告）」が標準装備化され、セレナの全グレードで先進の安全装備が標準で搭載されることとなった。

　ハイウェイスター Sエディションは、フロントグリル、前後バンパー、サイドシルプロテクターなどハイウェイスター専用パーツを装備。快適装備として、助手席側のワンタッチオートスライドドア、プッシュエンジンスターター、紫外線を約99％カットする「スーパーUVカットガラス（フロントドア）」などを採用する。

　また、セレナの新グレード追加および一部仕様変更を受け、オーテックジャパンが手がけるカスタムカー「ライダー」シリーズにも新グレードが追加された。20Sをベースにした「ライダー Sエディション」で、エクステリアには前後バンパー、フロントグリル、エンブレム、HKS製スポーツマフラー、15インチアルミホイールなどの専用パーツを架装。インテリアは、専用のシート表皮を採用しているほか、インストシフトやパワーウィンドウスイッチを専用のシルバーカーボン調仕上げとした。快適装備としては、助手席側のワンタッチオートスライドドア、プッシュエンジンスターターなどが標準装備される。価格はFF車が273万5640円、4WD車が301万6440円。