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更新日:2018.11.27 / 掲載日:2015.09.28
【日産】「セレナ」がJNCAP2015の予防安全性能評価で最高評価

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日産のミドルサイズミニバン「セレナ」が、JNCAP(Japan New Car Assessment Program)の予防安全性能アセスメントで最高評価「ASV+(Advanced Safety Vehicle+/先進安全車プラス)」を獲得した。
JNCAP予防安全性能アセスメントは、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA:National Agency for Automotive Safety & Victim’s Aid)が実施している自動車の先進安全技術の評価で、2014年度より導入されている。車両に対する衝突回避・被害軽減を支援する「衝突被害軽減性能」、車線からの逸脱を検知し警告する「車線逸脱警報性能」、バックモニターなど「後方視界情報提供装置の性能」(2015年度から新設)の3項目で評価する。
セレナには衝突回避・被害軽減ブレーキ、車線逸脱警告機能など先進の安全運転支援技術が標準装備されている。搭載するフロントカメラで前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性がある場合に警告、ドライバーが安全に減速できなかった場合は自動的に緊急ブレーキをかけて衝突を回避または衝突時の被害を軽減する「エマージェンシーブレーキ」、フロントカメラで車線のレーンマーカーを検知し、意図せず走行車線から逸脱しそうな場合に警告する「LDW(Lane Departure Warning/車線逸脱警告機能)」のほか、自車を真上から見下ろしたような映像で周囲の状況を把握できる「アラウンドビューモニター(MOD[移動物検知体]機能付)」、前方の障害物が検知された状態でアクセルが強く踏み込まれた際に警告し、自動的に出力を抑制する「踏み間違い衝突防止アシスト」もオプション設定。
日産としてのASV+の獲得は、2014年度の「スカイライン」、「エクストレイル」、「ノート」に続く4車種目となる。