車のニュース
更新日:2018.11.25 / 掲載日:2015.08.21
【トヨタ】ハイブリッド車の世界累計販売台数800万台を突破

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタ自動車は、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が2015年7月末までに804万8000台を記録したと発表した。1997年8月に日本でコースターハイブリッドEVを、同年12月に世界初の量産型ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売して以来、世界各国でハイブリッド車の普及に取り組んできた。2014年9月末にはグローバル累計販売台数700万台を突破しており、約10か月で100万台超を販売したことになる。
トヨタは、2014年8月から2015年7月にかけての1年間で、新たに3車種にハイブリッド車を設定し、販売を開始した。国内ではミニバン「エスクァイア」を2014年8月に、コンパクトミニバン「シエンタ」を2015年7月に発売。海外では「レクサス」ブランドのスポーツクーペ「RC300h」を2014年8月より販売している。
2015年7月末現在、30車種のハイブリッド乗用車と1車種のプラグインハイブリッド車が世界約90以上の国・地域で販売されており、今後もラインナップの拡充を測っていく。今秋にはアメリカで「RAV4 ハイブリッド」の販売をスタートし、本年中には中国産ハイブリッドユニットを搭載する「カローラ ハイブリッド」と「レビン ハイブリッド」を中国で発売する予定。
トヨタでは、2015年7月末までに販売されたハイブリッド車およびプラグインハイブリッド車と車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車でCO2排出量を比較した場合のCO2排出抑制効果(市場走行台数×走行距離×各国実装燃費×CO2換算係数により算出)は、約5800万tに上ると試算している。また、ガソリン消費量を同等クラスのガソリンエンジン車と比較すると、約2200万kLのガソリン消費抑制効果があったとしている。