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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2015.05.20
スズキ、「スペーシア」「スペーシア カスタム」の仕様を変更
「スペーシア」「スペーシア カスタム」の仕様を変更して発売した
スズキは5月19日、軽ハイトワゴン「スペーシア」「スペーシア カスタム」の仕様を変更し、同日より発売した。今回の仕様変更は、従来の「レーダーブレーキサポート」を変更し、2つのカメラを使うステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を軽自動車として初めて採用する。
「デュアルカメラブレーキサポート」を軽自動車として初めて採用
インテリアは、内装色にベージュとグレーの2色を採用
車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能などとセットにして、全モデルにオプションとして設定する。デュアルカメラブレーキサポートは、約5km/h~約100km/hの速度域で車両や歩行者を検知。衝突の危険性がある場合は、ブザー音とメーター内の表示によって乗員に危険を知らせて、自動ブレーキを作動させるシステムだ。
SUZUKI Spacia
自然吸気エンジンに同社の低燃費技術「S-エネチャージ」を採用
自然吸気エンジンに同社の低燃費技術「S-エネチャージ」を採用。エンジンにも圧縮比の向上、EGRシステムの追加、エキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドの採用などの改良を行い、燃費性能を向上させている。JC08モード燃費はスペーシアの2WD車で32.0km/l、4WD車で29.0km/lを達成している。自然吸気エンジンを搭載する全モデルがエコカー減税で自動車取得税と自動車重量税が免税となる。
エクステリアは、スペーシアではフロントグリルにメッキのアクセントを設定し、ボディカラーに新色「フレンチミントパールメタリック」を追加。インテリアは、内装色をベージュとグレーの2色を採用。スペーシア カスタムではフロントグリルのメッキ加飾使用部位を増やし、立体感とワイド感を強調。インテリアのシート表皮に赤のアクセントカラーを使って精悍な印象を演出している。
フルオートエアコンを全モデルに標準で装備する
自然吸気エンジンを搭載する全モデルがエコカー減税で自動車取得税と自動車重量税が免税となる
ボディー前後左右の4個所にカメラを設置し、車両を真上から見たような俯瞰映像をカーナビ画面に表示する「全方位モニター」を、7インチディスプレイを採用する新開発のメモリーナビゲーションとセットでオプション設定。フルオートエアコンを全モデルに標準で装備するほか、上位グレードのスペーシア「X」とスペーシア カスタム「XS」は、ナノイー機能を追加する。全モデルにシートヒーターとリアヒーターダクトを採用。フロントドアウインドウに紫外線を約99%カットし、赤外線もカットする「プレミアムUV&IRカットガラス」を採用する。
メーカー希望小売価格はスペーシアが127万4400円(税込)~150万3360円(税込)、スペーシア カスタムが152万8200円(税込)~176万2560円(税込)