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更新日:2018.11.20 / 掲載日:2015.03.03
【スズキ】コンパクトカー「iK-2」とコンパクト4WD「iM-4」を発表

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
スズキは、スイスで開催中の「ジュネーブモーターショー2015」で、3月3日に2台のコンセプトカーをワールドプレミア公開した。コンパクトカー「iK-2」とコンパクト4WD「iM-4」で、コンセプトモデルに採用した新環境技術も同時に発表した。
スズキが発表した新環境技術は、アンダーボディの構造や部品の配置を最適化することで軽量化を図りながら剛性を高めた次世代軽量プラットフォーム、1.0L 直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET」、マイルドハイブリッドシステム「SHVS」の3つのテクノロジー。新技術を搭載するはじめてのモデルとして開発されているのが今回お披露目された2台のコンセプトカーで、iK-2をベースとした量産モデルは2016年初頭にヨーロッパ市場で発売を予定している。iM-4の投入時期は未定だが、量産に向けた開発が進められている。
「Harmonised Force(ハーモナイズド・フォース/調和した力)をコンセプトにしたiK-2は、デザイン、実用性、快適性、操縦性、走行性、燃費などコンパクトカーに必要とされている要素を高次元で融合させ、コンパクトカーの価値を最大下に高めている。次世代軽量プラットフォームに、排気量をダウンサイジングすることで燃費を高めながらターボで出力とトルクの向上を図った1.0L直噴ターボエンジン BOOSTERJETを搭載。ボディサイズは全長4023×全幅1920×全高1450mmで、全高を抑え全幅を広くとったダイナミックさと、流麗なラインが特徴的なエクステリアとなっている。
iM-4は「Shape the Inspiration(シェイプ・ザ・インスピレーション/インスピレーションを形にする)」をコンセプトに掲げた個性的な小型4WDモデルだ。「エスクード」などスズキの4WDモデルの特長でもある貝殻形状のボンネット、「スイフト」などに採用されているブラックのピラー、初代「セルボ」や「フロンテクーペ」から継承したCピラーからリアにかけてのラインなど、スズキの歴代モデルのデザインを随所に採用している。ボディサイズは全長3693×全幅1709×全高1566mmで、次世代軽量プラットフォームに、「ISG(Integrated Starter Generator:インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター/モーター機能付発電機
モーターアシストと効率的な回生発電を行うマイルドハイブリッドシステム「SHVS」を採用した1.2L デュアルジェット エンジンを搭載する。