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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2015.03.03
【ホンダ】新開発エンジンを搭載したシビックタイプRを発表。2015年夏発売予定

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ホンダが、3月3日にスイスで開催中の「ジュネーブモーターショー2015」で欧州向けの新型「シビック タイプR」を発表した。欧州各国での発売は、2015年夏を予定している。
「歴代最高のシビック タイプR」を目指して開発された欧州向け新型シビック タイプRは、レーシングカーのような高い走行性能を発揮。パワートレインには、最高出力310ps、最大トルク40.8kg-mを発生させる新開発の2.0L 直4直噴ターボエンジン「2.0L VTEC TURBOエンジン」を初めて採用し、6速MTと組み合わせた。本格的なスポーツ走行を可能とする装備として「+R」モード搭載。インストルメントパネルの「+R」ボタンを押すと、エンジンのレスポンスやサスペンションのダンパー性能、パワーステアリングのアシスト力などが変更され、より高いハンドリング性能を引き出す。
エクステリアは、5ドアの欧州シビックをベースに、ダウンフォースを高めながら空気抵抗を減らすエアロダイナミクス性能を徹底的に追求したデザイン。リアウイングスポイラー、フロントバンパー、19インチの軽量アルミホイール&235/35R19の低扁平タイヤ、ブレンボ社製ブレーキキャリパーなどスポーツカーらしい印象を強めるとともに、高速走行時からコーナリング時まで高い走行安定性を実現した。
さまざまなアプローチから走行性能の向上を図った新型欧州シビック タイプRは、ニュルブルクリンク北コースで実施した走行テストで、FFハッチバックモデル最速の7分50秒のラップタイムを記録している。
スポイラーやウイングだけでなく、ボディ全体を使って効果的なエアロダイナミクス性能を発揮している。
絶対的な速さはもちろん、ダイレクトでレーシーな操作感、室内の空気もタイプRの大きな魅力だ。
ハイレベルなパフォーマンスを想像させる本格的なバケットシートが、濃密なドライビングタイムを生む。