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更新日:2018.11.08 / 掲載日:2015.03.03
【ポルシェ】「911 GT3 RS」の予約受注を3/23から開始
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ポルシェは、新型高性能スポーツモデル「911 GT3 RS」の予約受注を3月23日より開始する。911 GT3 RSは、スイスのレマン湖沿岸で開催されている「ジュネーブモーターショー2015」で3月3日にワールドプレミア公開されたばかり。7速DCTの左ハンドル仕様のみで、価格は2530万円。
911 GT3 RSは、モータースポーツからフィードバックされたノウハウと最先端のモータースポーツテクノロジーを採用した公道仕様モデルで、駆動システム、エアロダイナミクス、軽量構造の大幅なブラッシュアップで「911 GT3」を上回る性能を発揮する。
最高出力500ps、最大トルク46.9kg-mを発生させる4.0L 水平対向6気筒エンジンをリアに搭載し、専用に開発された7速DCTと組み合わせている。0~100km/hは3.3秒、0~200km/hは10.9秒。
ルーフの素材にはマグネシウムをはじめて採用し、カーボン製エンジンフードやフロントリッド、代替素材の軽量コンポーネントなどで911 GT3と比較して約10kgの軽量化が図られている。またルーフが軽量化されたことで重心が下がり、横方向のダイナミクスはさらに改善。911ターボ譲りのボディとRS専用エアロパーツの相乗効果で、レーシングカーに極めて近いパフォーマンスを実現した。また、フロントフェンダー上部にはエアエグゾーストベントが設けられており、より大きなフロントアクスルのダウンフォースが得られる。
アルカンターラ仕様のインテリアは、現行の911 GT3をベースに新装備が追加された。「918スパイダー」のカーボン製フルバケットシートをベースにした専用のフルバケットシートを備えるほか、ボルト固定式のロールケージ、バッテリーマスタースイッチ用部品などをパッケージ化した「クラブスポーツパッケージ」を標準で装備する。
ニュルブルクリンク北コースのラップタイムではスーパースポーツカー「カレラGT」の7分29秒を上回り、7分20秒を記録した。
「速く走ること」に特化したコクピットで、ドライバーのテンションは否が応でも高まり、正確な操作に集中することができる。