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更新日:2018.10.18 / 掲載日:2015.02.27
【日産】クラウドファンディングによるスマートバーベキューカーの出資の募集を開始

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日産が「究極のスマートバーベキューカー」開発プロジェクトの実現に向け、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」を活用して出資の募集を開始した。商用電気自動車「e-NV200」をベースとして、バーベキュー機能を強化したモデルの開発を目指す。
日産では、電気自動車の認知と普及の拡充を図るため、企画協力に放送作家の鈴木おさむ氏、監修に日本バーベキュー協会を迎えて、電気自動車による「究極のスマートバーベキューカー」開発プロジェクトを立ち上げている。電気自動車だからこそできる「ごみゼロ、手間ゼロ」のスマートバーベキューを通じて、より多くのユーザーに電気自動車の楽しみを知ってもらうことが狙い。
スイッチひとつでバーベキューがはじめられる電気グリル、冷蔵庫、シンク付キッチン、調理道具、生ごみ処理機などをe-NV200に搭載した世界初のバーベキューカーはすでに製作されている。今回は車両をさらに改良し「夢のバーベキュー機能」を追加するための資金を国内の一般ユーザーから募る。「クルマづくり」にクラウドファンディングを活用する取り組みは、国内の自動車メーカーとして初めて。
「夢のバーベキュー機能」としては、カメラ搭載型ドローンが空中からバーベキューの様子を撮影し最高の記念写真を残す「Flying Selphie Camera(フライングセルフィー)」、超音波とアロマの効果で屋外でも蚊を寄せ付けない環境をつくりだす「Mosquito Barrier System(蚊バリア)」、クルマの窓をディスプレイ化しスマートフォンとの連携で写真や動画を映し出す「Smartphone Linked Display(スマホ連携ディスプレイ)」、ミストシャワーの気化熱でクルマの周囲の温度を下げて快適性を高める「Refreshing Mist Shower(爽快ミストシャワー)」、アウトドアカラオケを実現する「KARAOKE(カラオケ)」の5つの機能を提案。クラウドファンディングで集まった金額によって、追加される機能が増えていく仕組み。
クラウドファンディングによるプロジェクト支援者には、特別なバーベキューイベントへの招待、シークレットゲストが参加するパーティーへの招待などを実施。2500万円の支援をした1名には、夢の機能が実装された「究極のスマートバーベキューカー」のオーダーメイド提供を予定している。