車のニュース
更新日:2018.10.13 / 掲載日:2015.01.22
【トヨタ】MIRAIが受注好調につき2016年から増産決定
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタが新型燃料電池車「MIRAI」の増産を決定した。
2014年12月15日に発売されたMIRAIは、販売開始から約1か月でおよそ1500台を受注。2015年末までに700台の生産を計画しているが、秋からはアメリカやヨーロッパでも販売を開始するため、2016年は2000台程度、2017年は3000台程度に生産を拡大し、需要の見合った供給体制を整えていく。
増産後の日本、アメリカ、ヨーロッパでの販売計画については今後検討を進める。水素ステーションなどのインフラ整備の進捗状況、エネルギー政策、車両購入補助政策や環境規制などの行政施策、需要動向など、各国の状況を見極めていく。
なお、MIRAIは一般ユーザーへの納車に先駆け、1月15日に政府への納車式を行った。経済産業省、国土交通省、環境省、内閣官房に各1台ずつを納車。MIRAIに試乗した安倍晋三首相は「加速がよく、静かなクルマ。水素社会の幕開けを実感した」とコメントした。