車のニュース
更新日:2018.11.17 / 掲載日:2015.01.13
【フォルクスワーゲン】SUV「クロスクーペGTE」が世界初公開

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
アメリカのデトロイトで開催中の「2015年 北米国際自動車ショー(正式名称:North American International Auto Show/通称:デトロイト・モーターショー)」(1月12日~25日)で、フォルクスワーゲンのミッドサイズSUVコンセプトカー「クロスクーペGTE」が世界初公開された。生産型モデルは来年発表される予定。
クロスクーペGTEは、アメリカ市場向けに開発されている新世代のミッドサイズSUVモデルで、3.6LのV6直噴エンジンと2台のモーターからなるプラグインハイブリッド システムを搭載。エンジンは最高出力280ps、最大トルク35.7kg-mを発揮し、2台のモーターは、それぞれ40kw(54.4ps)/22.4kg-m、85kw(115.6ps)/27.5kg-mを発生させる。システムの合計出力は360psで、最高速度209km/h、0-60mph(97km/h)加速は6.0秒。駆動方式は4WDを採用している。
ボタンを押して「GTEモード」に切り替えれば、アクセルペダルの反応、変速プログラム、ステアリング特性がスポーツ志向になり、加速時にはエンジンとモーターが協調してシステム最大のパワー&トルクを得ることができる。一方、ゼロエミッション走行も可能。容量14.1kwhのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、32km未満の距離であればエンジンを使わずに電気モーターだけで走行することができる。
デザインも、既存のフォルクスワーゲン車とは一線を画する力強さを強調。直線的なラインと曲線的なラインを融合させたエクステリアは、22インチの大径アルミホイールの存在感が際立つ。インテリアには、ツートーンカラーのナッパーレザーシートなどを採用し、上質感も演出している。
エンジンとモーターが協調して大パワーを発生するモードも備えている。
水平基調のインストルメントパネルがシャープな印象を与えるインテリア。