トヨタ、燃料電池車｢MIRAI(ミライ)｣を12月15日から発売

燃料電池の仕組みは、水素と酸素を化学反応させて電気を作り、その電気でモーターを駆動させるシステム。最高出力は113kW(154ps)、最大トルクは335Nmを発生する。車載の燃料電池は容量を必要とするため、複数の燃料電池セルを積層して電池容量を高めた燃料電池スタック(FCスタック)を搭載する。

燃料電池は、ガソリンエンジンと比較すると、エネルギー効率が優れており、走行中にCO2の排出もなくクリーンなエネルギーとされている。3分程度の水素の充填により、航続距離は約650kmを実現する。

ボディサイズは、全長4890mm、全幅1815mm、全高1535mm。全長と全幅は、同社の高級セダンクラウンシリーズ｢クラウン アスリート｣に近い大きさとなる。安全装備は、ミリ波レーダーを搭載し、衝突の危険性があるときに衝突回避や被害軽減を図る｢プリクラッシュセーフティシステム｣を搭載。車線変更時の後方確認をサポートする｢ブラインドスポットモニター機能｣なども装備する。

メーカー希望小売価格は、723万6000円(税込)