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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2014.10.10
【メルセデス・ベンツ】新型「CLSクラス」受注開始【価格・装備】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
流麗なクーペスタイルのボディとサルーンの快適性を融合し「4ドアクーペ」という新しいジャンルを確立したメルセデス・ベンツ「CLSクラス」がマイナーチェンジを受けた。10月10日より受注を開始し、11月中旬からデリバーされる。価格は「クーペ」が1224万~1847万1000円、大容量のラゲッジルームを持つ「シューティングブレーク」が1275万4000円~1808万8000円。ステアリングの仕様は、クーペはモデルによって左と右があり、シューティングブレークは左のみ。
モデルのバリーエションは、クーペが「CLS 550」、「CLS 63 AMG S」、「CLS 63 AMG S 4MATIC」の3モデルで、シューティングブレークは「CLS 550 4MATIC Shooting Brake」と「CLS 63 AMG S 4MATIC Shooting Brake」の2モデル。搭載エンジンは、CLS 550が4.7L V8DOHC直噴ターボ、AMGモデルが5.5L V8DOHC直噴ターボとなる。
今回のマイナーチェンジでは、メルセデスの最新テクノロジーを各所に採り入れている。最大の変化は、解像度も精度も高い「マルチビームLEDヘッドライト」を全車に標準装備したことだ。フロントガラス内側のカメラとコントロールユニットで車両前方の道路状況を瞬時に判断し、片側24個のLEDを個別に制御。先行車両や対向車を眩惑しない範囲で、最大限に照らし出すことができる画期的なヘッドライトシステムである。加えて、「アクティブライトシステム」も搭載。コーナー進入時および脱出時に、ステアリングの角度とカメラから得た道路状況から進行方向を見極め、ドライバーの視線の先を照射してくれる。
パワートレインも一部見直され、CLS 550クーペに新開発の9速AT「9G-TRONIC」を搭載。なめらかな加速と優れたエネルギー効率を発揮する。
そのほか、カメラとレーダーセンターからなる複合的なセンサーシステムで車両の周囲を360度完全にカバーし、得られたデータを解析して安全運転支援システムに応用した「インテリジェントドライブ」も採り入れられている。前後を走行するクルマや対向車、歩行者などを検出し、その位置を特定することで、状況を判断しながらアクセル、ブレーキ、ステアリングの操作を自動でアシストする「部分自