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更新日:2024.06.11 / 掲載日:2024.06.11
通信型ドラレコ開発 PI、コムテックなど4社連携 事故・あおり運転対応のスピード化めざす
プレステージ・インターナショナル(以下「PI」、本社:東京都千代田区)は6月11日、国内連結子会社であるプレステージ・コアソリューション、プレミア・エイドが、オートバックスセブン(本社:東京都江東区)およびコムテック(本社:愛知県東郷町)と、通信型ドライブレコーダーの開発・サービス提供に向けて基本合意を締結したと発表した。

昨今、社会問題化しているあおり運転などの事件や事故の多発を受け、4社は対策について議論をしてきたという。PIグループにおいても、モビリティ社会を取り巻く新たな需要への対応をはじめ、社会や環境の変化により求められる問題解決を担い、サービスやシステムの開発に取り組んできた。
ドライブレコーダーの運転支援システム機能の活用や事故・あおり運転発生時の迅速な対応など、既存車両向けの新たなソリューションが必要との考えから、今回の連携・合意に至った。

製品は、ドライブレコーダーの製造・販売メーカーのコムテックにてその豊富なノウハウをもとに開発を行い、カー用品店のオートバックスセブンのグループ店舗にて丁寧な取付・説明を行う。
PIグループでは、プレステージ・コアソリューションとプレミア・エイドが、事故映像から状況を把握し必要に応じて全国の消防本部への救急要請や公的機関へ通報し、レッカー等のロードサービスを手配するという、自動車アシスタンスのノウハウを生かしたシームレスなデータ連携による緊急時のサポートを担う。
今後は、各社の知見を掛け合わせながら、詳細なサービス内容や導入時期等に関する協議を進め提供開始を目指すと共に、PIグループは、同サービスを損保会社や自動車メーカー向けに展開し付加価値向上を目指すとしている。
プレステージ・コアソリューション:
https://www.prestigein.com/pcs/
プレミア・エイド:
https://www.premier-aid.co.jp/
オートバックスセブン:
https://www.autobacs.co.jp/
コムテック:
https://www.e-comtec.co.jp/
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