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更新日:2020.04.03 / 掲載日:2014.09.29
【プジョー】308と308SW新型モデルのスペック2014 【11/5発売】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
モデルチェンジを受けたプジョーのアッパーミディアムモデル「308」シリーズが11月5日に発売される。5ドアハッチバックの「308」とステーションワゴンの「308SW」の2車種。308がエントリーモデルの「Premium(プレミアム)」と「Allure(アリュール)」、電動サンシェード付パノラミックガラスルーフを装備した「Cielo(シエロ)」の3モデル、308SWはPremiumとCieloの2モデルがラインナップされる。いずれも右ハンドル仕様のみで、価格帯は、308が279万円~339万円、308SWが299万円~339万円。
2007年に初代モデルが登場し、昨年9月のフランクフルト・モーターショーでワールドプレミアとして2代目モデルが発表された308シリーズ。高い性能と品質がヨーロッパで高い評価を受け、今年3月のジュネーブ・モーターショーではヨーロッパ22か国の自動車評論家が選ぶ「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
■プジョー 新型308および308SWの主な特徴
●ボディ
新型308は、初代モデルにくらべて全長、全幅、全高のすべてをダウンサイジング。一方、新型308SWは全長を85mm伸長し、積載性や機能性を向上させている。
新しい308シリーズには、新開発のプラットフォーム「EMP2(Efficient Modular Platform2)」が採用された。高張力鋼板をはじめアルミニウムや複合素材を使うことで、従来モデルにくらべて70kgの軽量化に成功した。
●パワートレーン
搭載するエンジンは1.2L直3DOHC直噴ターボで、EURO6に適合した軽くて環境性能の高い新エンジン「PureTech」に新たに直噴ターボを組み合わせたもの。最大出力130ps/5500rpm、最大トルク23.5kg-m/1750rpmを発揮する。アイドリングストップ機能も付き、いっそうの燃費軽減につながっている。
トランスミッションは、第3世代の6速AT「EAT6(Efficient Automatic Transmission)」。パドルシフトによるマニュアルモードも備える。
●ドライバーズシートの先進装備
革新的な新装備「I-Cockpit(アイ・コックピット)」をドライバーズシートに搭載した。小径ステアリング、ヘッドアップインストルメントパネル、視認性と操作性を融合させタッチスクリーンなど、ドライバーの視点に立って設計されている。タッチスクリーンは、オーディオ、エアコン、オンボードコンピューター等をドライバーが直感的に操作しやすいよう運転席に向けた角度で設置されているのも特徴。
●ラゲッジルーム
簡単な操作で後席を畳み、フラットかつクラストップクラスの広さを持つラゲッジスペースにすることができる。308SW Cieloでは、高級感のあるアルミ製のフックレールを採用し、トノカバーを床下に収納できるなど利便性もアップした。
●ボディカラーとシート
ボディカラーは、全モデル共通でビアンカ・ホワイト、パール・ホワイト、アルタンス・グレー、トルネード・グレー、ベルラ・ネラ・ブラック、リオハ・レッド、ダーク・ブルーの7色展開。
シートは、308Cieloを除く4モデルはファブリック。テップレザーのシートを標準で装備する308Cieloのみ、フロントシートヒーター付きのナッパレザーシートもオプションで用意される。
■主要諸元(数値は欧州仕様)
プジョー308(6速AT)
全長×全幅×全高 4253<4585>×1804×1457<1471>mm
ホイールベース 2620<2730>mm
トレッド前/後 1559<1551>/1553<1546>mm
車両重量 未定(10月末決裁予定)
エンジン 直3DOHCターボ
総排気量 1199cc
エンジン最高出力 130ps/5500rpm
エンジン最大トルク 23.5kg-m/1750rpm
JC08モード燃費 未定(10月末決裁予定)
サスペンション前 ストラット
後 トーションビーム
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
後 ディスク
タイヤ前後 205/55R16(308Cieloのみ225/45R17)
※308と308SWの数値が異なる部分のみ、<>内にSWの数値を記載