車のニュース
更新日:2018.11.29 / 掲載日:2014.09.24
【フォルクスワーゲン】ゴルフGTIパフォーマンス限定モデル2014【価格・スペック】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
フォルクスワーゲンのスポーツモデルとして世界的に人気の「ゴルフGTI」。ゴルフ誕生40周年を記念した特別限定モデル「ゴルフGTIパフォーマンス」の受注が開始された。専用チューンが施された2L直4DOHC直噴ターボエンジン、アクティブシャシーコントロール「DCC」、新開発の電子制御油圧式フロントディファレンシャルロック、大型ブレーキローターを搭載。専用の19インチアルミホイールがよりいっそうスポーティな雰囲気を醸し出す。一方、インテリアは、専用のファブリック&アルカンターラシートの採用で上質な仕上がりに。
ボディカラーは限定色のカーボンスチールグレーメタリックと、ゴルフGT!でも人気の標準色ピュホワイトの2色。限定台数はそれぞれ300台と200台で、トータル500台の限定発売となる。ハンドルは右、駆動方式はFF、トランスミッションは6速DSG(デュアルクラッチシステム採用のAT)。価格は435万円。
■主な仕様の詳細
●専用チューニングのエンジンを搭載
ゴルフGTIに搭載されている2L直4DOHC直噴ターボチャージャー「TSI」(TSI:ガソリンエンジンにスーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせたシステム)をベースに専用チューニング施した。最高出力は10ps向上し、230ps/4700~6200rpmを発揮。最高速度250km/hと0-100km/h加速6.4秒の実力を持つ。最大トルクはベースエンジンと同じ35.7kg-m/1500~4600rpm。
●電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックの採用
ゴルフGTIパフォーマンスのために新たに開発。コーナリング時、内輪にかかるトラクションが低下して空転しやすくなるというFF車の弱点をカバーするため、左右いずれかの前輪の空転を検知したときにトラクションの低いホイールから高いホイールに駆動トルクを再配分する。再配分の割合は、スピードやホイール回転数などに応じて0~100%。エンジンのパワーをロスなく路面に伝えることで、コーナリングの性能がアップしている。
●アダプティブシャシーコントロール「DCC」を装備
「ノーマル」、「コンフォート」、「スポーツ」の3 モードでダンパー減衰力や電動パワステの特性を瞬時に制御するサスペンションシステム「DCC」を搭載。
●高性能ブレーキを搭載
前後輪とも通常のゴルフGTIよりもひとまわり大きいサイズのブレーキローターを装備した。ディスクローターのサイズはフロントが340×30mm、リアが310×22mm。またゴルフGTIではフロントにのみ装着されているベンチレーテッドディスクを、ゴルフGTIパフォーマンスでは4輪すべてに採用した。ブレーキを強化したことで、よりハードな走行にも対応が可能になっている。ブレーキキャリパーはGTIと同様に赤の耐熱塗料でペイントし、さらにフロントにはハウジングに「GTI」のロゴをデザインした。
●快適装備の充実化
最新式のフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”(ディスカバープロ)を標準で装備。ナビゲーションおよびオーディオ機能に加えて、車両のあらゆる設定が画面上でできる「ドライビングプロファイル機能(ゴルフ ハイライン以上のグレードに標準装備)」、アダプティブシャシーコントロール“DCC”の操作なども一括して行うことができる。また、ITSスポットに対応したDSRC車載機(ETC機能付き)や、iPod、iphoneに対応した接続装置“MEDIA-IN”も付属している。