車のニュース
更新日:2023.11.10 / 掲載日:2023.11.10
スバル 「レヴォーグ」「フォレスター」「レガシィ」の3車種9万台超をリコール
スバルは11月9日、排気ガス再循環装置(EGR 圧力センサ)に不具合があるなどとして、「レヴォーグ」「フォレスター」「レガシィ」の3車種95,484台(2020年10月~2023年10月製造)のリコールを国土交通省に届け出た。
EGR圧力センサに不具合、エンジンが始動できないおそれ

国交省によると、排気ガス再循環装置(EGR)に搭載した EGR圧力センサにおいて、排気ガスに対する耐力が不足していたため、排気ガスによる腐食からセンサ出力異常を起こし、警告灯点灯、加速不良に至ることがある。最悪の場合、エンジンが始動できないおそれがあるという。
これについて、ユーザーから2,320件の不具合報告が寄せられているが、事故は発生していない。

一部のレヴォーグ、フォレスターでは動力伝達装置にも不具合
また、スバルは同日、「レヴォーグ」「フォレスター」の2車種13,068台(2021年2月~7月製造)のリコールを国交省に届け出た。
これは動力伝達装置(インヒビタスイッチ)の不具合で、製造工程において、溶着治具の交換基準が不適切であったため、溶着が不十分となり、シール性が不足しているものがあるという。そのため、そのままの状態で使用を続けるとスイッチ内部へ水分が浸入することで接触不良が発生し、始動不良や後退灯不点灯に至るおそれがあるとしている。
この不具合については、ユーザーから6件の報告が寄せられていた。事故は発生していない。

改善箇所説明図
排気ガス再循環装置(EGR 圧力センサ)不具合

動力伝達装置(インヒビタスイッチ)不具合

問い合わせは、スバルお客様センター(スバルコール:0120-052215)まで。
【あわせて読みたい】