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更新日:2023.08.30 / 掲載日:2023.08.30
米国トヨタ シエナが移動式DJブースに大変身!? ユニークなコンセプトカー発表

米国トヨタは現地時間の8月24日、北米向けミニバン「シエナ」をベースとした1台限りのコンセプトカー「Sienna:Remix(シエナ:リミックス)」を発表した。
プロ仕様の60スピーカーサウンドシステム&43インチモニター搭載



「シエナ:リミックス」は、米テキサス州のカスタムショップ「コンプリート・カスタムズ」と、米ニューヨークに拠点にデジタルラジオ事業を展開する「シリウスXM」の協力で開発したコンセプトカー。
“音楽を路上に持ち込む”というアイデアを、車輪のついたDJブースとして大胆に表現した一台だ。
外装では、音楽に合わせて色調を変化させるLEDライトを搭載。車両下部にもLEDアンダーグローライトキットを装備し、光と音楽のコラボレーションを演出する。
また、リヤゲートが観音開き仕様に置き換えられているのも重要な変更点だ。

車両内部は、このコンセプトカーを究極のパーティーマシンに変貌させる装備で固められた。
リヤゲートの内側や通常ではラゲージとなるスペースなどに、4つの12インチサブウーファー、36個のミッドレンジスピーカー、14個のツィーター、6個のパーカッションホーンから成る計60のスピーカーを搭載。25,000Wの最高出力を生む16台のアンプを使用し、コンサート品質の音を奏でるという。
12チャンネルのデジタルサウンドプロセッサーと8チャンネルのミキサーを備え、シリウスXMやお気に入りのプレイリストを楽しめる。
さらに、デュアルデジタルターンテーブルをルーフ部分に搭載し、DJプレイも披露できる。
車両後部には43インチの高解像モニターを備え、ストリーミングコンテンツの再生やモバイルゲームの表示などを可能としている。
なお、このコンセプトカーは販売されず、公道の走行はできないとのことだ。



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