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更新日:2021.09.24 / 掲載日:2021.09.24
米国トヨタ シエナ ウッドランドエディション発表
米国トヨタは現地時間9月22日、第4世代の「シエナ」に、アウトドア性を高めた新型「シエナ ウッドランド スペシャルエディション」を発売すると発表した。希望小売価格は45,350ドル。
2022年モデルのシエナをアップデート
2022年モデルのシエナは2年目を迎えるにあたり、「XLE」に18インチホイールをオプション設定し、「Limited」と「Platinum」の全輪駆動車に2列目オットマンを設定。プレミアムカラーを「Blizzard Pearl」から「Windchill Pearl」に変更、「ウッドランドエディション」に専用のエクステリアカラー「セメント」と「ミッドナイトブラックメタリック」を設定するなどアップデートを行った。
トヨタは、米国で生産される4代目シエナを、一般的なミニバンよりも幅広いライフスタイルやアクティビティに対応できるように再設計。アウトドアに適した機能として、ルーフトップキャリア、クロスバー、サイクルラックなどのアクセサリーのラインアップが含まれる。
アウトドア性能と快適性を向上
シエナ ウッドランド スペシャルエディションは、アウトドア人気の高まりを背景に、大型SUVに匹敵する荷室と助手席の広さを実現。専用のエクステリアカラー「Cement(セメント)」と「Midnight Black Metallic(ミッドナイトブラックメタリック)」を採用し、個性的なエクステリアとプレミアムなインテリアを演出した。その他にも、標準装備と専用装備が追加されている。
電子制御式オンデマンド全輪駆動に加え、未舗装路でも安心して走行できる最低地上高を確保。日帰り旅行や1泊2日のキャンプにおいて、キャンプ用品や日用品の電源を供給する1,500WのインバーターとAC120Vコンセントを装備。クロスバー付きルーフレールも備える。
内外装には、独自のアーストーン・ステッチカラーを施したブラックスポーツトリムシート、18インチアロイホイール、ダーククロームカラーのアクセントやブラックバッジ、12個のスピーカーを備えたJBL1200Wオーディオシステム付ナビゲーションなどが装備される。
2022年モデルのシエナウッドランドエディションは7人乗りで、2列目にスーパーロングスライドのキャプテンチェアを採用。3列目シートとキック式パワースライドリアドアにより、レクリエーション用品の積み込みや運搬が容易に。また、フロントシートヒーター、2列目のサンシェード、3列目に合計7つのUSBポートを装備し、車内での快適性と利便性を確保している。
「 Toyota Safety Sense2.0 」を装備
2022年モデルのシエナには、第2世代の包括的なアクティブセーフティシステム「Toyota Safety Sense(TSS 2.0)」が全車に標準装備されている。
・歩行者検知機能付プリコリジョンシステム
・レーントレースアシスト付レーンディパーチャーアラート
・フルスピード・アダプティブ・クルーズ・コントロール
・オートマチック・ハイビーム
・サイクリスト検知
・道路標識認識
大胆さと快適性を表現した室内空間
「バスに乗っているような気分になりたくない」というミニバンユーザーの声を受け、4代目シエナはインテリアに高い快適性を取り入れ、より多目的で快適性が向上。
モダンなインストルメントパネルは、水平方向に大胆にレイヤーを重ねることで、広々とした室内空間を表現しており、センターの大型タッチディスプレイや便利な収納機能を備える。一般的なミニバンのインテリアレイアウトとは一線を画すブリッジコンソールは、運転席と助手席の間の高い位置に配置され、使いやすさを追求するとともに、インストルメントパネルとセンターアームレストをつなげる効果が。シフトレバーをはじめとする操作系はすべて手の届くところに配置されており、カップホルダー、ワイヤレス充電器、小物用の収納ボックスなども充実している。
シエナのLEおよびXLEの一部モデルには、収納可能なミドルシートを備えた8人乗りの装備も存在する。スーパーロングスライド2列目キャプテンシート(7人乗りモデルの一部)は25インチのスライドが可能で、これまでにない足元の広さと柔軟性を実現し、特にオプションのオットマン機能と併用し快適性を高めることが可能となっている。(LimitedとPlatinumに標準装備、その他の一部のモデルには設定あり)