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更新日:2023.04.24 / 掲載日:2023.04.24
ホンダ「シビック タイプR」FF車最速ラップタイムを記録【動画あり】

ホンダは4月20日、ドイツのニュルブルクリンク北コースで、「シビック タイプR(TYPE R)」の性能評価のための走行テストを行い、FFモデルで最速となる、7分44秒881のラップタイムを記録したと発表した。
これにより、フルモデルチェンジをしたシビック タイプRの運動性能が先代モデルと比較し、さらに向上したことを証明した。
ターボチャージャー刷新やミシュラン共同開発のタイヤなど最速ラップタイムに貢献した技術

シビック タイプRは、スポーツモデルの本質的価値である「速さ」と官能に響く「ドライビングプレジャー」を両立した究極のピュアスポーツ性能を目指し開発された。
先代モデルの2.0L VTEC ターボエンジンをベースに、ターボチャージャーの刷新などにより最高出力243kW、最大トルク420N・mに向上。
フロントグリル開口面積拡大や、ラジエーターの有効開口面積の拡大などにより、冷却性能および排熱・空力性能を向上、さらに、フロントとリアともに、細部の形状にこだわったデザインにより効果的にダウンフォースを向上させ、限界走行時における安定性を実現している。

先代から採用している2ピースディスクブレーキシステムのマスターパワーは、特性を変更し、低速から高速までのさらなるブレーキのコントロール性を追求。
また、ブレーキへの導風効率を高めたことで、クローズドコースでの連続走行時におけるブレーキ温度の上昇を低減し、安定したブレーキ効力と耐フェード性を実現した。

シビック タイプRに標準装着の「ミシュラン パイロット スポーツ 4 S」の開発ノウハウを生かし、ミシュランと「ミシュラン パイロット スポーツ カップ 2 コネクト」を共同開発。
サーキット走行性能をより引き出し、ドライグリップ性能を向上させるとともに、バランスのよいハンドリングを実現している。
ホンダ公式HP
https://www.honda.co.jp/
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