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更新日:2022.08.18 / 掲載日:2022.08.18
新型SUV アウトランダーPHEVモデルを豪州へ投入 三菱

三菱は8月12日、新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルを、15日より豪州で販売開始すると発表した。今年3月のニュージーランドに続く海外市場投入となる。
新型アウトランダーPHEV 三菱の技術の粋を集めたフラッグシップモデル
新型「アウトランダー」のPHEVモデルは、同社の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデルに位置付けられている。
昨年のフルモデルチェンジでは「威風堂堂」をコンセプトに、ボディやシャシー、パワートレインなどすべてを刷新。さまざまな天候や路面での力強い走りや使い勝手といったSUVとしての魅力と、力強く滑らかな加速や意のままで安全・安心な走りといった電動車としての特長の両方を高めている。
同社の矢田部副社長は、「新型「アウトランダー」のガソリンエンジンモデルは豪州で多くのお客様にご好評いただいており、日本やニュージーランドでも販売好調なPHEVモデルを追加投入することで、シリーズの販売をさらに加速させたい」「環境対応車へのシフトが進む同国において、製造から使用、廃棄までのライフサイクルにおいてCO2排出量が少なく環境負荷が低い電動車でありながら、安全・安心で快適な走りをお届けするSUVとして、PHEVモデルをご評価いただきたい」とコメントした。
アウトランダーは、2001年に発売した三菱初のクロスオーバーSUVで、日本では「エアトレック」の名称で販売開始。近年は、世界約60カ国で販売するコアモデルの一つに成長している。先代より設定したPHEVモデルは、2013年に世界初のSUVのプラグインハイブリッドEVとして日本で発売した後、欧州、オセアニア、北米、そしてアセアンなどに順次展開。世界累計販売台数は2022年7月末時点で約31万1千台(先代と現行のPHEVモデルを合わせた累計販売台数)、豪州では約4千台となっている。