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更新日:2022.06.02 / 掲載日:2022.06.02
ジャガー Fペイス初の限定車「エディション1988」欧州発表

ジャガーは現地時間の6月1日、ハイパフォーマンスSUVの「Fペイス(F-PACE)」に限定車「Fペイス エディション1988」を設定し、世界限定394台で発売すると発表した。英国での価格は101,550ポンド(日本円約1,648万円)。
1988年のル・マン24時間レース制覇をオマージュ


Fペイスは、2019年に登場したハイパフォーマンスSUV。最高出力550PSを発揮する5.0リッターV8 スーパーチャージャー ガソリンエンジンを搭載し、0-100km/h加速4.0秒、最高速度は286km/hに到達する。
「エディション1988」はFペイスに初めて設定される限定車で、デザインはジャガー・ランドローバーのビスポークを担うSVビスポークのパーソナライゼーション・エキスパートが手掛けた。車名の「1988」は、ジャガー・XJR-9 LMがル・マン24時間レースを制した年にちなんでおり、同モデルの生産台数である394は、同レースでの周回数に合わせた数字となっている。
ボディカラーに採用されたミッドナイトアメジストグロスは同モデル専用の新色で、光に当たるとアメジストカラーが現れるという特殊な塗装を施したもの。このアメジスト色も、XJR-9 LMのカラーリングにインスパイアされている。足回りではシャンパンゴールドサテン22インチ鍛造アルミホイールを装着、テールゲートにはサンセットゴールドサテンのジャガーリーパーがあしらわれた。また、ドアミラーキャップ、ブレーキキャリパー、ホイールセンターキャップなどをグロスブラック仕上げとしている。


インテリアもラグジュアリーに



内装はセミアニリンエボニーレザーにサンセットゴールドサテンディテール、オープンポアのカーボンファイバー製フィニッシャーを組み合わせ、豪華な装いに仕立てられた。ステアリングホイールのジャガーリーパーやホーンリングはサテンブラック仕上げで、ダッシュボードにはSVビスポークとEdition 1988のロゴがさりげなくあしらわれている。
このほか、スライディングパノラミックルーフ、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージングなどを装備。さらにAmazon Alexaとの連携機能を備えたコネクティビティや、Pivi Proインフォテインメントシステムを搭載している。
同モデルは、1988年のル・マン優勝車XJR-9とともに、6月8日から12日に開催されるル・マン24時間レースのスペシャル・ビークル・オペレーションズの展示で紹介され、6月23日から26日に開催されるグッドウッドフェスティバル・オブ・スピードにも参加予定となっている。
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