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更新日:2022.05.25 / 掲載日:2022.05.25
欧州日産 ジュークハイブリッド ラリー車オマージュのワンオフ発表

日産の欧州法人は現地時間の5月18日、コンパクトクロスオーバー「ジュークハイブリッド」をベースとしたワンオフモデルのラリー仕様車「ジュークハイブリッド ラリー・トリビュート」を発表した。
2021年6月公開のスケッチを実車化


同モデルは、ダットサンの東アフリカ・サファリ・ラリー優勝50周年を記念して2021年6月に公開したスケッチがベース。公開時に大きな反響を呼んだ事を受け、2022年2月発表の「ジュークハイブリッド」発売を記念して製作された。今回の実車化について、欧州日産のブランド&カスタマー・エクスペリエンス担当副社長のコラリー・ミューシー氏は「ジュークハイブリッドは、クロスオーバーに期待される興奮と俊敏性を提供し、優れた走行性能と効率性をさらに向上させます。このワンオフモデルは、ベース車両の遊び心あるキャラクターを新たな次元に引き上げるものです」と語っている。
伝説の240Zをオマージュ





同モデルは、1971年に東アフリカ・サファリ・ラリーを制した伝説の240Zをモチーフにデザイン。ボンネットとルーフに装着されたライトや、各所にあしらわれたスポンサーロゴ、“11”のナンバーなどは、240Zの姿を再現したものだ。また、ホイールアーチはテーラーメイドのオフロードタイヤを装着するために拡大され、ボンネットやホイールと併せてペイントされた黒色も、240Zのオマージュとしている。タイヤサイズは265/70 R16のものを装着する。
インテリアでは、ボディシェルの剛性を高めるチューブラーケージや、4点式ハーネスを装備。さらに、スペアタイヤを積み込むためにリヤシートが外された。そのほか、競技用消火器、ヘッドホン付きインターホンシステム、アルカンタラ巻ステアリングホイール、ハイリーチハンドル付油圧式ハンドブレーキなどを搭載している。








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