スズキ ハスラーが一部仕様変更「J スタイルII」設定　軽自動車

　スズキは5月9日、軽乗用車「ハスラー」を一部仕様変更するとともに、特別仕様車「J STYLEII」を設定すると発表した。発売は5月23日で、価格帯は「HYBRID G」が1,387,100円から、「J STYLEII」が1,621,400円からとなる（消費税込み）。

ハスラー　一部仕様変更とともに特別仕様車「J STYLEII」を設定

　2014年に発売された、クロスオーバーSUV型の軽自動車「ハスラー」は、ワゴンとSUVの要素が掛け合わされた遊び心満点の個性的なデザインで、幅広い層に人気を博している。2020年にフルモデルチェンジが行われ、タフさや力強さが強化されたスタイルとなった。

　今回の一部仕様変更では、安全装備の充実のほか、各種装備・機能の追加や新採用のボディカラーが設定され、全13パターンに。また、2トーン仕様車のバンパーガーニッシュをボディー同色からルーフ同色に変更する変更が加えられている。

　特別仕様車「J STYLEII」には、専用装備を採用しタフさと上質さを強化。ボディカラーは専用のウッディブラウン2トーンを採用するほか、ソフトベージュ2トーン仕様車に「アーバンブラウンパールメタリック」を設定するなど、全8パターンをラインナップする。

人気の軽ハスラーに充実した安全装備と便利機能＆装備を追加

　今回、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール（ACC）と車線逸脱抑制機能をハスラー全車に標準装備。また、全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車に、狭い道路でのすれ違い時の接触防止をサポートするすれ違い支援機能※1を設定したほか、HYBRID GターボにはLEDヘッドランプ※2を追加装備した。

　その他、HYBRID X、HYBRID XターボにはUSB電源ソケットと時間調整付フロント間欠ワイパーを装備するほか、HYBRID Xターボにはルーフレールが追加され、アウトドア感が強化されている。

　ボディカラーにおいては、新たに採用したソフトベージュ2トーン仕様車に「コーラルオレンジメタリック」を設定するなど、全13パターンとなった（ソフトベージュ2トーン4色、ガンメタリック2トーン4色、モノトーン5色）。また、2トーン仕様車のバンパーガーニッシュをルーフと同色に変更し、個性と遊び心が詰まったデザインとなった。

※1 全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車に設定。
※2 HYBRID Gにはメーカーオプション設定。

タフな内外装と上質装備の特別仕様車「J STYLEII」

　「J STYLEII」はHYBRID X、HYBRID Xターボをベースにし、内外にタフさと上質さを強化した。ボディカラーは特別仕様車専用のウッディブラウン2トーンを採用したほか、ソフトベージュ2トーン仕様車に「アーバンブラウンパールメタリック」を設定するなど、全8パターンとなる（ウッディブラウン2トーン2色、ソフトベージュ2トーン3色、ガンメタリック2トーン3色）。

　エクステリアには専用メッキフロントグリルやHUSTLERアルファベットエンブレム、メッキフォグランプガーニッシュやメッキドアハンドルを装備。バックドアにはJ STYLEエンブレムを装着し、ルーフレールも備える。

　インテリアには、ブラウン&ダークブルーのレザー調&ファブリックシート表皮を使用。その他レザー調でブラックのドアトリムクロスに加え、チタニウムグレーのインパネカラーガーニッシュとドアトリムカラーガーニッシュ、フロアコンソールトレーの専用装備を採用している。快適機能として、「ナノイー X」※3搭載フルオートエアコンや、360°プレミアムUV&IRカットガラスを搭載する。

※3 「nanoe」、「ナノイー」及び「nanoe」マークは、パナソニック株式会社の商標です。

ハスラー　メーカー希望小売価格

＊2WDは前輪駆動。
＊価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、届出等に伴う費用は含まれない。
＊環境対応車普及促進税制による自動車重量税の減税措置は2023年4月30日新車届出まで。
＊WLTC＝Worldwide-harmonized Light vehicles Test Cycle 市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。