車種別・最新情報
更新日:2022.05.02 / 掲載日:2022.05.02

スバル・ソルテラの全貌公開!

すでにプロトタイプの雪上ドライブをお届けしたソルテラも
4月14日にようやく正式デビューを飾った。
兄弟車のbZ4Xとは異なる性格付けがされているほか、
ソルテラはリース専用ではなく
一般販売される点も異なっている。

●文:川島茂夫 ●写真:(株)SUBARU

スバルらしさを詰め込んだbZ4Xの兄弟モデル、5月12日発売!

スポーティな走りで
スバルの個性を発揮

 専用のサスチューニングを採用するが、プラットフォームやバッテリーも含めたパワートレーンなどハードウェアの構成はbZ4Xと共通。WLTC電費に若干の差があるが、これは装備設定による車重の違いが主と考えられる。
 また、ドライブモード設定がbZ4Xとは異なり、FF車にはスノーモードが設定されず、4WD車にはパワーモードが追加される。悪路対応のXモード(4WD車)の設定はbZ4Xと共通だが、専用サスチューンとパワーモードの採用はbZ4Xとの走りのキャラの違いを示し、相対的にはソルテラがスポーティな設定。同条件で試乗していないので分からないが、プロトタイプの感触ではツーリング志向のbZ4Xに対してファントゥドライブに多少振った印象。性能面では9割方同じだが、スバル車らしさにもこだわっている。
 装備関連では安全&運転支援装備はスバル車の定番のアイサイトではなく、スバルセーフティセンスを採用。もちろん、スバル名に変更されているが、内容はトヨタセーフティセンスであり、最上級グレードにはスマホによるリモコン機能を備えたアドバンストパークも装備。
 車載IT関連はDA(ディスプレイオーディオ)及びT-コネクトを採用。スバルにはスバルスターリンクというネットワークもあるのだが、bZ4Xと共用化している。ちなみにプレミアムオーディオはbZ4XがJBL(9スピーカー)だが、ソルテラはハーマン&カードン(11スピーカー)を採用。オーディオにこだわるユーザーなら選び分けの要点だ。

SUBARU SOLTERRA(ソルテラ)

●発表(最新改良)日:’22年4月14日(未実施) ●価格帯:594万〜682万円 ●問い合わせ先:0120-052215(SUBARUお客様相談センター)

●新型ソルテラ バリエーション&価格

ソルテラは、リース専用車となるbZ4Xとは異なり、購入が可能。現金一括、クレジット等の購入プランが選べる。詳しくは販売店へ。
ボディ自体はbZ4Xと基本的に同じだが、フロントフェイスとフェンダーまわり、バンパーやテールランプなどの造形が異なる。
SGPの思想に基づいた新設計プラットフォームをトヨタと共同開発。低重心かつ高剛性な左右対称レイアウトのシャシーだ。
高性能モーターと高効率インバーターに加え、ギヤなどの駆動系を一体化したコンパクトなパワーユニットeAxleを採用する。
AWDは前後に独立したパワーユニットを搭載。モーターならではの緻密な制御で4輪のグリップを活かして車両姿勢を制御する。
210㎜の最低地上高のほか、斜面に乗り上げる際のアプローチアングルなども十分に確保。SUVとして高い走破性能を達成している。
この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

この人の記事を読む

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ