車種別・最新情報
更新日:2021.11.03 / 掲載日:2021.11.03

CX-60&CX-80の魅力[ニューモデル先取り情報]

この秋から冬にかけて登場が予定されているニューモデルたちは実力派がひしめきあっている。ここではその中でもとくに注目すべきモデルをピックアップ。いち早くその魅力をお届けしよう。

次世代マツダSUV、まもなく投入か?

— 2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表 —

FR駆動の上級SUVが
国内ラインナップに仲間入り

 先にマツダが発表した新クロスオーバーSUV戦略で、2022年以降に登場する新モデルの概要が明らかにされた。

 全5モデルの新規SUVの追加が告知され、そのうちのラージ商品群となるCX-60(2列シート)/CX-80(3列シート)が日本に導入されるという。なお北米市場向けには、両モデルのワイドボディ仕様となるCX-70/90とスモール商品群のCX-50の3モデルも用意される。

 ここで注目したいのは新世代モデルに組み合わされるパワートレーンだ。脱エンジン時代を見据え、各国の電動化の進み具合に対応して、様々な電動化パワートレーンを展開していくという。これはある意味当然の流れだが、意外に感じるのは新規エンジンのラインナップの中にスカイアクティブXやディーゼルの直6ユニットが含まれることだ。これは以前「2030年に向けた新たな技術・商品方針」で告知された縦置エンジン用、つまりFR型プラットフォームの採用を意味している。

 FR型プラットフォームの採用は、走りの質感向上への一歩でもあり、マツダSUVはこれまでの既存車種に採用していたFF型プラットフォーム車(スモールSUV)と、その上のクラスを目指すFR型プラットフォーム車(ラージSUV)の2系統となる。

 まもなく大幅改良が実施されるCX-5は、FF型プラットフォームの上級モデルだったが、FR型SUVの導入で中堅モデルへと立ち位置が変わる。新戦略においてCX-5が埋没することなく、ポジションを確保するのも大幅改良の狙いと考えていいだろう。
ラージ商品群の新型CX-60は日本国内と欧州で発売を予定しているが、すでにマツダの欧州法人を通じてSNSにアンベール前のCX-60の画像が配信されている。布越しにうっすら確認できるシルエットから推測すると、CX-30/MX-30にかなり近いスタイリングになっていそうだ。(※画像はマツダの欧州公式ツイッターより)
まもなく大幅改良が実施されるCX-5。すでに英国では2022モデルの概要が発表されており、その改良の要点を見る限り、基本コンセプトを違えずに着実なアップデートが図られているようだ。(※写真はすべて英国仕様)
エクステリアはフロントグリルに新シグネチャーを採用。ヘッドライトは水平方向に複数のLEDランプを配した造形としている。ターボ車には光沢ブラックを活用して精悍なイメージを強化。他パワートレーン車との差別化も図っている。
走行ハード関連ではフレーム剛性の向上とサスチューニングの変更が加えられ、静粛性や乗り心地の改善が図られる。より高いレベルの走りを楽しめるSUVに進化する模様だ。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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