「BMW M135i xDrive」　一部改良を欧州で発表

　BMWは現地時間の10月20日、BMW Mプレミアム・コンパクト・モデル「BMW M135i xDrive」の一部改良を欧州で発表した。今回の一部改良では、スプリングやダンパー、シャシーなどを調整、さらにボディカラーを新たに3色追加した。

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各所で再調整を実施　よりシャープなコーナリングダイナミクスを獲得

　BMW 1シリーズは、BMWの最もコンパクトなモデル。BMW M135i xDriveは、BMW M社が開発する高性能マシンMモデルの1つであり、サーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルとなっている。

　今回の一部改良は、BMW車の特徴でもある、ドライビング・プレジャーを提供することへのコミットメントを強化することが目的。フロント・ホイールのキャンバー値を増加させ、コーナリング時の横方向の力の吸収を最適化。また、フロント・サスペンションのウィッシュボーンを取り付けるために新しいハイドロマウントが採用され、リア・アクスルのトレーリング・アームとコントロール・アームのマウントも再設計された。同時に、スプリングとダンピングシステムも再調整され、コーナリング時のロール挙動を大幅に改善、スポーツカーとしての性能を発揮する際のステアリングフィールも改善された。

　さらに、エキゾーストシステムおよびオーディオシステムも改良が加えられ、BMW Mモデルの特徴である4気筒エンジンの音を、これまで以上に忠実にドライバーに伝える。アクセルを踏むたびに瞬時に反応して音響信号に変換、加速時の力強いトルクの立ち上がりから、オーバーラン時の負荷の低下まで、パワーユニットの動作状態を常に明確に把握することができる。また、エンジン始動時には、このモデルのために特別に制作されたサウンドコンポジションが用意され、車内での豊かな音響体験を提供する。

　そしてBMW M135i xDriveには、専用チューニングを施したMスポーツ・ステアリングとMスポーツ・ブレーキが標準装備される。加えて、18インチのMライト・アロイ・ホイールが標準装備となるが、オプションで様々なデザインの19インチ・ライト・アロイ・ホイールを選択することも可能となっている。

インパクトのある新色を追加

　今回のパフォーマンス向上に合わせて、BMW M135i xDriveでは新たなエクステリアカラーを設定。サンパウロ・イエロー（ノンメタリック）、フローズン・オレンジ・メタリック、フローズン・ピュア・グレーの3色が追加された。

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