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更新日:2021.12.22 / 掲載日:2021.10.20
【SUBARU注目モデルレビュー1】レヴォーグ
レガシィ アウトバックやWRXといったニューカマーが続くスバル。ここではOEM車とBRZ以外の全車がSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用する、現行スバルの主要ラインナップを一気に振り返ってみよう。
●文:川島茂夫
この記事の目次
SUBARU レヴォーグ

最新メカ&装備を満載する
スバル伝統のGTワゴン
【レビュー】
新開発1.8ℓターボと最新アイサイトが見所
新世代プラットフォームとして開発されたSGPのデビューモデル。快適性とファントゥドライブのほどよいバランスや、都市部でも扱いやすく長距離が苦に 上級移行したレガシィツーリングワゴンの正当な後継モデルとして開発。5ナンバーに近い手頃なボディサイズと4WDを活かした全天候型高性能とファントゥドライブを継承している。基本コンセプトは先代と変わっていないが、現行モデルからプラットフォームにSGPを採用し、パワートレーンも一新している。
見所のひとつは完全新設計のエンジン。1・8ℓターボは実用域では力強く高回転の加速の伸びも良好で、実用性能とファントゥドライブを高い水準で両立。ターボ車としては実用燃費も良好だ。また、スバル初の電子制御サスの設定など、フットワークも進化した。 もうひとつの見所は自動運転機能を取り入れたアイサイトXだ。高速道路の渋滞時などに条件が限定されるが手放し運転機能を実現している。その他、ACCの本線料金所やコーナーでの自動減速機能など実効性の高い運転支援機能を備えている。
また、アイサイトXは「EX」グレード限定だが、全タイプに設定されるため実質的に自由な選択が可能。「EX」以外のグレードもアイサイトセーフティプラスまで標準装着し、同車格では最も安全&運転支援機能で先進的な一車である。

主要諸元(STIスポーツEX/オプションを含まず) ●全長×全幅×全高:4755×1795×1500㎜ ●ホイールベース:2670㎜ ●最低地上高:145㎜ ●車両重量:1580㎏ ●駆動方式:4WD ●パワートレーン:1795㏄水平対向4気筒DOHC直噴ターボ(177PS/30.6㎏・m) ●トランスミッション:CVT ●WLTCモード燃費:13.6km/ℓ ●最小回転半径:5.5m ●タイヤサイズ:225/45R18
先進感にあふれるコックピット

STIスポーツ専用「ドライブモードセレクト」

新開発1.8ℓ直噴ターボ、CB18

SGPは「フルインナーフレーム構造」に

渋滞時ハンズフリーを可能にする「アイサイトX」

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