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更新日:2021.09.29 / 掲載日:2021.09.29
メルセデス・マイバッハ 100周年記念限定モデルを欧州で設定
メルセデス・マイバッハは現地時間の9月28日、同ブランドの創業100周年を記念した限定モデル「Edition 100」を設定し、初公開した。
同限定モデルは現行の「Sクラス」と「GLS」に設定され、それぞれ「S680 4MATIC “Edition 100”」「GLS 600 4MATIC “Edition 100”」として各100台限定で発売される。
両モデルは2021年第4四半期から受注開始となり、2022年初頭からの販売を予定している。
1921年の「W3」発表から100周年 伝統の「ベスト・オブ・ベスト」追求
マイバッハの歴史は、ヴィルヘルム・マイバッハが創立した「マイバッハ・モトーレンバウ」が1921年、ベルリンのモーターショーで初の量産車「W3」を発表したことに始まる。同モデルはドイツ初の量産車として華々しいデビューを飾り、当時の専門誌も「自動車界の新しい星が輝き始めた」とその誕生を祝した。
その後、1920~1930年代にかけてマイバッハは高い技術と職人技によってリムジンやプルマンサルーンを生み出し、高級車としての地位を確立。2014年にはメルセデス・ベンツの高級車ブランドとなった。
同ブランドの「Sクラス」や「GLS」などのモデルは、ブランドの伝統である「ベスト・オブ・ベスト」を追求。「メルセデス・マイバッハ・マヌファクトゥーア・プログラム」で個別のカスタマイズにも対応しており、高い技術力に支えられたクラフトマンシップと完成度を実現している。
メルセデスAMGのCEOであるPhilipp Schiemer氏は「マイバッハを高級車たらしめるのは、どんなに小さなディテールにも情熱をもって取り組むことであり、そのすべてがメルセデス・ベンツの最先端技術と結びついています」と語る。
“Edition 100”に設定された2つのモデル
今回”Edition 100”として設定された2モデルは、いずれも独自性と快適性を追求。
「S680 4MATIC “Edition 100”」は、最高出力612馬力を発揮するV12エンジンを搭載したAWD仕様のラグジュアリーサルーンで、ブルメスター4Dサラウンドサウンドシステム、ヒート&マッサージ機能付シート、インフォテイメント用のハイテクスクリーンなどを装備し、ショーファードリブンにふさわしい快適性を実現。Sクラスのロングホイールベースバージョンと比較して、ホイールベースが18cm長くなったのも特徴となっている。
また、SUVモデルの「GLS 600 4MATIC “Edition 100”」は、スポーティな外観とサルーンの豪華さを兼ね備え、クラシックなサルーンと比べて33cm高い最低地上高を持ち、1100mmのレッグルームとエアサスペンションを備えて広々とした室内空間を実現。電動性のランニングボードを備え、乗降性も高めた。
また、両モデル共通で、ボディカラーをハイテク・シルバーとノーティカル・ブルーのツートンカラーとし、内装はクリスタル・ホワイトとシルバー・グレー・パールのレザー・インテリアを採用した。そのほか、Cピラー(Sクラス)またはDピラー(GLS)、各種収納スペース、インテリアのイルミネーションパネルに「Edition 100」の文字を含むエンブレムをあしらい、ハブキャップも「Edition 100」仕様のデザインを採用している。
さらに、今回の発表に併せて100周年を記念したアクセサリーも多数用意。ダブルMをあしらったカーカバーやハンドメイドケース、特製の万年筆やシャンパンフルートなど、ラグジュアリー感溢れるアイテムが揃えられる。
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