新型「ゴルフR エステート」欧州で受注開始　フォルクスワーゲン

　フォルクスワーゲンは現地時間の9月27日、新型「ゴルフRエステート」のドイツおよび欧州での受注を開始した。価格は51,585ユーロ（約670万円）から。
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新開発の4WDシステム「4MOTION」搭載

　新型「ゴルフRエステート」は日常的な利用に応える実用性と高い走行性能を兼ね備えたステーションワゴンで、日常的な使用からレジャーでのドライブまで、シーンを問わず活躍できるオールラウンダー。内外装もスポーティなデザインでまとめられ、優れたパフォーマンスを視覚的にも訴えかける。
　新たに改良が加えられた4WDシステム「4MOTION」と「Rパフォーマンス・トルクベクタリング」を搭載し、パフォーマンスに磨きをかけた。4MOTIONはリアアクスルディファレンシャルを介して各リアホイール間にパワーを配分、コーナリング時の俊敏性を大幅に向上させたことに加えて安定性も高めた。
　また、オプションのR-Performanceパッケージを選択することで、ドライビングプロファイルに「Special」と「Drift」という2つのモードを追加できる。「Special」はレーストラック仕様のドライブモード、そして「Drift」はその名の通りドリフト時の安定性を向上させるモードとなっている。
　ゴルフRエステートには、EA888シリーズ・第4世代の2.0リッター4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力235kW（320PS）を発揮、0-100km/h加速は4.9秒。最高速度は250km/hとなっているが、前述のR-Performanceパッケージを選択すると270km/hに向上する。

実用性の高い車内空間

　ニュルブルクリンク北コースで最終的な調整を行い、レーストラックでも高いパフォーマンスを発揮できるゴルフRエステートは、日常的な実用性も兼ね備える。ホイールベースをゴルフハッチバックより50mm長くし、広い室内空間を実現。特に後部座席は快適性を高めたものになっているという。また、トランクの最大容量は1,642リットルで、オプションで装着可能の電動格納式トレーラーヒッチと併せて高い積載能力を備えた。

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