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更新日:2021.12.24 / 掲載日:2021.09.29
ココが決め手!! のSUV選び【MITSUBISHI エクリプス クロス】
【国産全ブランド代表戦! 人気モデルのキャラ&適性早わかり!】 ニューモデルが続々登場のSUVカテゴリーは現行モデルも百花繚乱。 国産全ブランドの人気モデルをピックアップして、特徴をわかりやすくまとめた。 自分にピッタリの一台を見つけていただければ幸いだ。
●文:川島茂夫
MITSUBISHI エクリプス クロス【1.5ℓターボ:FF/4WD】【2.4ℓPHEV:4WD】

【PROFILE】新世代デザインを引っ提げて登場したスポーティSUV。アウトランダーのシステムをベースとするPHEVモデルも追加され、ガソリン車はFFまたは4WD、PHEV車は4WDのみ。ガソリン/PHEVともに4WD車はS-AWCを搭載し、4輪制御をコーナリングなどにも積極的に活用している。
この記事の目次
【ココが決め手!!】4輪制御技術「S-AWC」でオン&オフの走りが向上
4WDスポーツの走りをSUVボディで味わう ハードウェア面で言えばアウトランダーのショートボディ仕様だが、リヤオーバーハングを切り詰めた軽快なプロポーションと共にミツビシ4輪制御技術を全面展開したオン&ラフロードでのスポーティな走りとファン・トゥ・ドライブを訴求したモデルでもある。 ならばマニアックなスポーツモデルかというとそうでもない。荷室奥行きはコンパクトSUV相応だが、後席は寸法的にも視角的にも長時間ドライブに十分な居心地を備えている。大物積みのアウトドア趣味には厳しいが、一般的なファミリー&レジャー用途には十分なキャビン実用性を備えている。また、十分な容量を確保した駆動系や4WD制御機能により悪路対応力にも優れている。 現在、1.5ℓターボと電動4駆を採用したPHEVの2タイプのパワートレーンを用意。ターボ車は全グレードともにFF/4WDを設定。PHEVは燃費だけでなく動力性能など全般で上位設定モデルとなるが、車格違いの別系統モデルと言いたくなるほどパワートレーンによる価格差が大きいのが難点。先進性を求めるか性能や実用性のコスパを重視するかは同車を選ぶ上でかなり悩ましい問題である。
【おすすめグレード】G プラスパッケージ(4WD) ●価格:334万6200円

予算潤沢ならPHEVを勧めたいが、ダートランナー的な走りやSUVとしての実用性狙いならガソリン車が買い得。価格差と装備内容を考慮するなら最上級グレードが魅力的。
【シーン別/用途別】キャラクターグラフ

ファン・トゥ・ドライブを求めるにも、ラフロード走行にもよく、実用的なキャビンを備え、全方位型SUVとも言えるのだが、コンパクトSUVと呼ぶにはサイズが大きく、価格も高い。中途半端とも言えるが、コンパクトとミドルの間で決めかねていればジャストだ。
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ライタープロフィール
内外出版/月刊自家用車
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。