【スバル】BRZ　新型発表　誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツ　モデル初アイサイト採用

　新型BRZはコンセプトに基づき、ピュアスポーツカーならではの、感性を刺激し、高揚感を引き出す走りを追求。

　一つは走りの愉しさをさらに拡げるべく動力性能の進化に着手、新型2.4L水平対向4気筒エンジンは初代モデルから排気量を拡大し、徹底した吸排気性能の強化とフリクション低減によって、トルクを向上させた。
　レスポンスも早く、滑らかに高回転まで吹け上がるスポーツカーらしいフィーリングとともに、力強い加速をもたらす。
　AT搭載車についてはSPORTモードの制御を進化させ、クルマがスポーツ走行中と判断した際には、ドライバーの意思や操作に応じて、最適なシフト操作を自動的に行い、よりダイレクト感のあるコーナリングを可能にする。

　もう一点はハンドリング性能を進化させ、操る愉しさを追求。
　スバルグローバルプラットフォームの開発から得たノウハウを取り入れるとともに、インナーフレーム構造や構造用接着剤などの採用によりボディを再構築し、初代モデルに対しフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅に向上。
　ステアリング操作への応答性を高め、より軽快な動きを実現するとともに、旋回時のトラクション性能を向上させた。
　また、ルーフやフード、フロントフェンダーの素材に軽量なアルミを採用し、エンジン出力や安全性の向上に伴う重量増を抑制すると同時に、前後左右重量の適正化やさらなる低重心化を実現、運動性能を向上させた。
　さらに、18インチアルミホイール装着車のタイヤは、215/40R18「ミシュラン パイロットスポーツ4」を装備、優れたコントロール性能と応答性能で、走りの愉しさをさらに引き上げた。

　内外装のデザインはスポーツカーらしい躍動感を持たせ、ひと目見ただけで高い走行性能を感じさせるものに仕上がった。

　エクステリアはより低く、よりワイドに設置されたヘキサゴングリルが低重心を主張、グリルから始まり後方へ連なる芯の通った造形で、体幹の力強さを表現。
　さらに、絞り込んだキャビンと力強く張り出したフェンダーによってダイナミックな抑揚を持たせ、爽快な走りを期待させるビジュアルを形成した。
　また、サイドシルスポイラーやフロントフェンダー後方に配したエアアウトレットなどは、デザインにアクセントをもたらすのみならず、スポーツカーとしての性能を最大限に引き出す機能性を持ち合わせた空力アイテムを多数採用している。

　インテリアは水平基調でシンプルなインストルメントパネルやメーターバイザーを低く設置することによって広い視界を確保し、ドライバーが走りに集中できる環境が整えられた。
　メーターは7インチカラー液晶とLCD液晶を組み合わせたデジタルメーター（BOXERメーター）を採用し、必要な情報をわかりやすく表示し、日常の運転からスポーツ走行時まで、あらゆる状況下で直感的に情報を把握しやすくなった。
　シートにおいても高いホールド性とフィット感をもたらすスポーツシートを採用したことにより、疲れにくく運転に集中できる環境を作り出し、クルマの挙動を正確にドライバーへ伝える。

　新型BRZは走りの愉しさを縁の下で支える安全性能にも着手、ピュアスポーツカーならではの走りを最大限に愉しめる安心・安全という付加価値に磨きをかけた。
　AT車にはスバル独自の運転支援システム「アイサイト」を標準装備化。
　プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールが、安心で快適なドライブをサポートする。
　また、高張力鋼板の採用拡大などによってボディ強化が図られるとともに、各種エアバッグをはじめとする乗員保護システムも強化が施され、衝突安全性能を向上させた。

■クリスタルホワイト・パール：有料色、3万3000円高（消費税10％込）
■アイスシルバー・メタリック
■マグネタイトグレー・メタリック
■クリスタルブラック・シリカ
■イグニッションレッド：有料色、5万5000円高（消費税10％込）
■サファイアブルー・パール
■WRブルー・パール